名称:「パリをめぐるデザイン」京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
会期:2024年07月19日~2024年09月14日
会場:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
休館日:日・祝日、8月12日(月)~8月17日(土)
観覧料:一般200円、大学生150円、高校生以下無料
大学コンソーシアム京都に加盟する大学の学生・院生は学生証の提示により無料
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳または被爆者健康手帳をお持ちの方及び付添の方1名は無料(入館の際は、手帳の提示をお願いします)
住所:〒606-8585京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
TEL:075-724-7924
URL:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
美術工芸資料館では展覧会「パリをめぐるデザイン」を開催します。この展覧会はパリ2024オリンピック開催にちなみ博物館実習の一環として、本学学生がキュレーションと展示全般を担いました。
本展では、ジャポニスムに始まり、アール・ヌーヴォー、アール・デコというモダン・デザインの二大潮流を経て、20世紀後半のヴィジュアル・イメージまで、広告ポスターを中心に約50点の作品を通して、パリのデザインを紹介します。
19世紀末のパリでは、産業革命やパリ万博など華々しい時代ベル・エポックを象徴する出来事が多数ありました。多くの美術館や教育施設があることから、パリには各地から若い芸術家たちが集まり、新聞や雑誌による美術批評が盛んに行われました。多色リトグラフという印刷技術の大きな進歩による美しい広告ポスターが街を彩るだけでなく、百貨店や地下鉄などの建築物や、家具、書籍も華やかなデザインで装飾されていきました。
展覧会の前半ではポスターの「スタイル」に焦点を当てて、デザインとイメージの変遷を紐解きます。後半ではポスターの「広告」としての機能に焦点を当てて、お酒のポスターと交通のポスターを中心に、ポスターの社会的役割とデザインの関係を探ります。
日本の影響を受けたデザインであるジャポニスムから始まり、後に海外のデザインにも影響を及ぼすアール・ヌーヴォーとアール・デコのデザイン、19世紀末から20世紀後半のパリの街を彩る広告ポスターの展示を通して、パリのデザインの変遷をお楽しみください。
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