「平田晃久―人間の波打ちぎわ」練馬区立美術館

「平田晃久―人間の波打ちぎわ」練馬区立美術館

名称:「平田晃久―人間の波打ちぎわ」練馬区立美術館
会期:2024年7月28日(日)~2024年9月23日(月・振)
会場:練馬区立美術館
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
観覧料:一般 1,000円
   高校・大学生および 65~74歳 800円
   中学生以下および75歳以上 無料
住所:〒176-0021東京都練馬区貫井1-36-16
TEL:03-3577-1821
URL:練馬区立美術館

太田市美術館・図書館 (2017)
(C) Daici Ano
太田市美術館・図書館 (2017) (C) Daici Ano

「建築とは<からまりしろ>をつくることである」というコンセプトは、平田の建築に一貫しています。平田の造語である<からまりしろ>とは、はっきりと形作られる空間領域とは異なり、「ふわふわとした隙間の錯綜」、つまりはあらゆる物質の傍らとも言える領域の重なりを指します。…
平田のコンセプトが形となった公共建築としては、2022年に日本建築学会賞を受賞した「太田市美術館・図書館」(2017年)が代表されますが、区切られた空間や内と外が絡まりあう<からまりしろ>を実現した地域のランドマークとして市民に愛されています。また複数の住居や商業施設なども手掛け、平田の哲学的理論と自然や生命への憧憬が反映された独創性あふれる空間を現出しています。
このたび、これらの代表的な建築作品群に、練馬区立美術館も新しく加わることとなりました。平田氏によると図書館と一体化し、融合する新生美術館の建築コンセプトは、「21世紀の富士塚/アートの雲/本の山」。練馬に古くから存在する「富士塚」をテーマに、「美術と本」を街や人々とつなぐ場として構想されました。当館は、約40年にわたる歩みを継承しつつも、このコンセプトのもと新しい局面を迎えることとなります。
本展では、これまでの平田建築から新しい練馬区立美術館をはじめ、現在進行中のプロジェクト、そして未来への展望を踏まえて紹介します。

Tree-ness House (2017)
(C) Vincent Hecht
Tree-ness House (2017) (C) Vincent Hecht
Bloomberg Pavilion (2011)
(C) Takumi Ota
Bloomberg Pavilion (2011) (C) Takumi Ota
八代市民俗伝統芸能伝承館(お祭りでんでん館) (2021)
(C) Daici Ano
八代市民俗伝統芸能伝承館(お祭りでんでん館) (2021) (C) Daici Ano
Overlap House (2018)
(C) Daici Ano
Overlap House (2018) (C) Daici Ano
Taipei Roofs (2017)
(C) Dean Cheng
Taipei Roofs (2017) (C) Dean Cheng
太田市美術館・図書館 (2017)
(C) Daici Ano
太田市美術館・図書館 (2017) (C) Daici Ano
シャイニング・クラウズ(2022)
(C) Yasushi Ichikawa
シャイニング・クラウズ(2022) (C) Yasushi Ichikawa
Global Bowl (2021) (C) ToLoLo studio
Global Bowl (2021) (C) ToLoLo studio

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