企画展「城の跡‐残された盛岡城関連資料」もりおか歴史文化館

企画展「城の跡‐残された盛岡城関連資料」もりおか歴史文化館

名称:企画展「城の跡‐残された盛岡城関連資料」もりおか歴史文化館
会期:2024年8月10日(土)〜10月27日(日)
会場:もりおか歴史文化館
開館時間:9時~19時(入場受付は18時30分まで)
料金:一般300円、高校生200円、小・中学生100円 ※団体(20人以上)は各2割引
休館日:2024年8月20日(火)、9月17日(火)、10月15日(火9
住所:〒020-0023 岩手県盛岡市内丸1番50号
TEL:019-681-2100
URL:もりおか歴史文化館

企画展「城の跡‐残された盛岡城関連資料」もりおか歴史文化館
企画展「城の跡‐残された盛岡城関連資料」もりおか歴史文化館

初代盛岡藩主の南部信直が、天下人・豊臣秀吉の許可を得て築城を開始した盛岡城は、寛永10年(1633)に3代盛岡藩主の南部重直が入城し、盛岡藩主南部家の正式な居城となりました。以降、200年以上の長きにわたり盛岡藩の中枢として存在し続けた盛岡城ですが、幕末・明治維新期を経た明治7年(1874)に取り壊され、今年はその150年目にあたります。現在、盛岡城跡には堂々たる石垣が残されているものの、江戸時代、盛岡藩の政庁であった当時の姿、例えば、城のどこにどのような建物があったかなどを知る事は困難です。本丸南東隅にあった三階櫓(時期により御天守とも呼ばれた櫓)を始めとする所々の櫓は御存知の方も多いかと思いますが、その他にも本丸や二ノ丸に存在していた御殿(城の中心的建造物)、城の各所に設置された門や蔵、あるいは神仏を祀った堂社など、現存していないものの盛岡城にはさまざまな建造物がありました。しかしこれらは明治期にほとんど取り壊されてしまったため、その痕跡を探るには現在に残された歴史資料に頼るしかありません。近年、盛岡城跡歴史的建造物復元に向けた動きが活発化しつつも、いまだ復元の決定打となる資料が確認されないなか、部分的にでも盛岡城の実態を示す資料は、実際にどのようなものが残されているのでしょうか。本企画展では描かれた資料・記された資料・あるいはモノとして残された資料など、さまざまな形で現存する盛岡城関連資料をご紹介するとともに、それらから見えてくる盛岡城の実態を探ります。

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