名称:「玉水焼初代 楽一元」樂焼玉水美術館
会期:2024年8月2日(金)〜2025年7月28日(月)
会場:樂焼玉水美術館
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:不定休
住所:〒6020073 京都府京都市上京区京都市上京区寺之内堅町688-2 みやしたビル2階・3階
TEL:0753666881
URL:樂焼玉水美術館
楽 一元は、樂(田中)家4代目一入の子として生まれました。妾腹とはいえ実子だったのですが、父の一入は雁金屋・尾形家から乾山や光琳の従弟に当たる幼児を養子に迎え家を継がせることにしました。これが樂家5代目宗入です。成人してから一元は樂家と同じ市中で開窯し、父譲りといわれる高い技量で、力強い作品を数多く生み出します。これらを「弥兵衛焼」と称します。宗入との関係は意外に良好だったともいわれますが、やはり自らが生をうけた樂家について、そして歴代が作り続けた楽焼について深く思うところがあったと思われ、樂家の祖である長次郎、楽焼の最高峰とされる本阿弥光悦などの作風を追究してゆきます。長次郎については、「利休七種」などの名品の優れた写しを制作しただけでなく、初期の華南三彩風の色絵陶器まで写していきました。本展ではこれら一元が見つめ続けた楽焼の真髄と、歴代宗匠も認めたその技の一端をご紹介します。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。