「ティンティン・ウリア:共通するものごと」広島市現代美術館

「ティンティン・ウリア:共通するものごと」広島市現代美術館

名称:「ティンティン・ウリア:共通するものごと」広島市現代美術館
会期:2024年9月21日(土)~2025年1月5日(日)
会場:広島市現代美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)、12月27日~2025年1月1日
   ※ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館
観覧料:一般 1,100円 (850円)
   大学生 800円 (600円)
   高校生・65歳以上 550円 (400円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
   【文化の日】11月3日:全館無料
住所:〒732-0815広島市南区松原町9-1
TEL:082-264-1121
URL:広島市現代美術館

「ティンティン・ウリア:共通するものごと」広島市現代美術館
「ティンティン・ウリア:共通するものごと」広島市現代美術館

ティンティン・ウリアの芸術的実践と研究に大きな影響を及ぼしてきたのは、民族的なマイノリティである中国系バリ人である自身の出自、さらには、1965-66年に起こったインドネシア大虐殺のときに行方不明となった祖父の存在です。幼少期から差別を受けてきた経験をもつウリアは、人々が作り出した境界と、その境界を維持するために人々が繰り広げる戦争に関心を抱き、多領域にわたるインスタレーションや映像作品を通して、こうした問題を伝えてきました。
ウリアは、個人的な体験に立脚した芸術的実践を通して、私たちの身の回りにあるものごとが、美的要素を獲得することで、人々をつなぐ「共通するものごと」になり得ることに次第に気づくようになります。現在、こうした美的オブジェクトがいかに社会的・政治的変革に結びつくかを調査するプロジェクトを進めています。
日本での初個展となる本展では、比較的初期から現在に至る作品を紹介します。個々の記憶を含む個人的背景が、いかに集団的な行動や、他者との社会的繋がりへと変容し得るのか、という点に着目するウリアの芸術的試みの変遷を、作品を通して体験する機会となります。

Subtext - after Kawara's Title, 1965, 2019
Installation view at Van Every/Smith Galleries of Davidson College, NC, USA, 2019
Photo: Gordon Ramsey
Courtesy of the Artist
Subtext – after Kawara’s Title, 1965, 2019 Installation view at Van Every/Smith Galleries of Davidson College, NC, USA, 2019 Photo: Gordon Ramsey Courtesy of the Artist
Absence in Substantia: Density [detail], 2023
Photo: Christian Capurro
Courtesy of the Artist
Absence in Substantia: Density [detail], 2023 Photo: Christian Capurro Courtesy of the Artist
Liminal Death, 2023
Courtesy of the Artist
Liminal Death, 2023 Courtesy of the Artist
Some Memory Unfurls [detail], 2024.
Courtesy of BAIK ART
Some Memory Unfurls [detail], 2024. Courtesy of BAIK ART
Memory is Frail (and Truth Brittle) [detail], 2019
Courtesy of the Artist
Memory is Frail (and Truth Brittle) [detail], 2019 Courtesy of the Artist

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