企画展「隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編」姫路市立美術館

「つんつん」の参考事例 (GC プロソミュージアム・リサーチセンター、2010、愛知) (C)Daici Ano

名称:企画展「隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編」姫路市立美術館
会期:2024年9月21日(土)〜11月17日(日)
会場:姫路市立美術館 企画展示室
住所:兵庫県姫路市本町68-25
開館時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(9月23日(月・振)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
観覧料:一般 1,400円(1,200円)、高校・大学生 800円(600円)、小・中学生 400円(200円)
   ※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒670-0012兵庫県姫路市本町68-25
TEL:079-222-2288
URL:姫路市立美術館

「ぱらぱら」の参考事例
「ぱらぱら」の参考事例
(梼原 木橋ミュージアム、2010、高知)
(C)Takumi Ota
「ぱらぱら」の参考事例 「ぱらぱら」の参考事例 (梼原 木橋ミュージアム、2010、高知) (C)Takumi Ota

これは、本展の根幹をなすテーマです。このテーマを元に、東京オリンピックの新国立競技場の設計者であり、今や世界中を飛び回って活躍する建築家・隈研吾が出したコンセプトは、姫路城は「つんつん」、圓教寺は「ぱらぱら」、美術館は「こつこつ」というオノマトペによるものでした。この「オノマトペ」は、およそ建築とはかけ離れた言葉のように感じますが、日本文化の中で使われてきた、ある種固有の言葉であり、物事を感覚的に、しかし共感をもって理解し受け止めることのできる表現であるといえます。隈は、このオノマトペを自身の事務所でのやりとりで頻繁に使うといいます。それは、建築を塊ではなく粒子として、そして、柔らかい周囲との関係性の中で捉えようとする、これまで隈が自身の建築論の中で試みてきた要素が詰まっているからではないでしょうか。
本展では、姫路城、圓教寺、美術館を、オノマトペで表現し紹介することで、それらの建築をヒューマンスケールで捉え直し、また、そこから連想する隈自身の建築作品を、模型や写真を通して紹介します。また、本展は、圓教寺での《くぎくも》の展示や「はづき茶屋プロジェクト」、12月7日より開催のコレクションミーツ展ともつながりつつ、さらに、建築マップの作成やツアーの実施によって街と人と有機的なつながりを持ちながら展開します。

隈研吾
photo (C)J.C.Carbonne
隈研吾 photo (C)J.C.Carbonne
「つんつん」の参考事例 (GC プロソミュージアム・リサーチセンター、2010、愛知) (C)Daici Ano
「つんつん」の参考事例 (GC プロソミュージアム・リサーチセンター、2010、愛知) (C)Daici Ano

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 開館30周年記念「生誕100年記念 深沢幸雄展」佐倉市立美術館
  2. 「はしもとみお展 ―時を刻むいきものたち― 」神戸ゆかりの美術館
  3. © 2024 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP640812
ページ上部へ戻る