細川・美術館コレクション2「過去・現在・未来~つなぐ、熊本のたから~」熊本県立美術館

細川・美術館コレクション2「過去・現在・未来~つなぐ、熊本のたから~」熊本県立美術館

名称:細川・美術館コレクション2「過去・現在・未来~つなぐ、熊本のたから~」熊本県立美術館
会期:2024年7月11日(木曜日)~2024年9月23日(月曜日・祝日) 
   前期:7月11日(木曜日)~8月25日(日曜日)
   後期:8月27日(火曜日)~9月23日(月曜日・祝日)
   ※作品保護のため、会期中に一部展示替えを行います。
会場:本館第2展示室
開館時間:9時30分~17時15分(ただし、入館は16時45分までにお願いいたします。)​
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館) ※ただし8月13日(火曜日)は特別開館
観覧料:【細川・美術館コレクション】​
   一般280円(200円)、大学生170円(130円)
   ※( )内は20名以上の団体、及び熊本県立美術館友の会会員証提示時の料金。
   ※ 高校生以下無料
   ※障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方は、手帳の原本、もしくはミライロIDの登録画面をご提示いただくと無料です。
主催:熊本県立美術館、熊本日日新聞社、RKK熊本放送
特別協力:公益財団法人永青文庫
協力:肥後銀行
住所:〒860-0008熊本県熊本市中央区二の丸2
TEL:096-352-2111
URL:熊本県立美術館

青木彜蔵≪阿蘇風景≫ 昭和12年(1937) 当館蔵
青木彜蔵≪阿蘇風景≫ 昭和12年(1937) 当館蔵

 熊本には様々な文化財が今日まで伝えられていますが、なかでも江戸時代に肥後熊本藩を治めた大名・細川家に伝来し、現在は公益財団法人永青文庫が所蔵する美術工芸品や歴史資料は、質量ともに大変優れたコレクションです。中世から近代に及ぶ細川家の歴史を物語るこれらの文化財は、たまたま伝わったわけではなく、時に修復を行い、時代を越えて大勢の人々の手によって大切に管理されてきたからこそ、今日まで伝えられたといえます。「熊本のたから」であるこれらの文化財を受け継ぎ、さらに未来まで伝えていくために、熊本県立美術館では様々な取り組みを行っています。
 本展は、大名・細川家に受け継がれてきた貴重な文化財と、美術の殿様・細川護立が集めたコレクションの中から、選りすぐりの名品をご覧いただくとともに、当館が行ってきた「修復」や「調査」といった事業の成果をご紹介するものです。細川家の始祖・細川頼有が永源庵に寄進した南北朝時代の甲冑《白糸威褄取鎧》(国指定重要文化財)や、細川家歴代藩主の武器武具、護立の愛した近代日本画の名品や肥後鐔など、珠玉のコレクションをご覧いただきます。
 また、永青文庫常設展示振興基金をもとにした文化財修復によってよみがえった名品や、永青文庫所蔵資料調査によって新たに発見された文化財を展示し、近年美術館で取り組んできた永青文庫推進事業の成果を披露します。
 美術館コレクションとしては、令和5年度に新たに収集された作品を軸に、熊本ゆかりの刀剣や近代洋画を展示します。​

小林古径≪孔雀≫ 昭和9年(1934) 永青文庫蔵 ※後期展示(8月27日~9月23日)
小林古径≪孔雀≫ 昭和9年(1934) 永青文庫蔵 ※後期展示(8月27日~9月23日)
国指定重要文化財≪桜に破扇図鐔≫ 伝林又七作 江戸時代前期(17世紀) 永青文庫蔵 ※前期展示(7月11日~8月25日)
国指定重要文化財≪桜に破扇図鐔≫ 伝林又七作 江戸時代前期(17世紀) 永青文庫蔵 ※前期展示(7月11日~8月25日)
国指定重要文化財≪白糸威褄取鎧≫ 南北朝時代 永青文庫蔵 ※前期展示(7月11日~8月25日)
国指定重要文化財≪白糸威褄取鎧≫ 南北朝時代 永青文庫蔵 ※前期展示(7月11日~8月25日)
国指定重要文化財≪白糸威褄取鎧≫ 南北朝時代 永青文庫蔵 ※前期展示(7月11日~8月25日)
国指定重要文化財≪白糸威褄取鎧≫ 南北朝時代 永青文庫蔵 ※前期展示(7月11日~8月25日)

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