名称:「時代をかたどる美人たちー画家から見た女性ー」平野美術館
会期:2024年8月31日(土)〜2024年10月20日(日)
会場:公益財団法人平野美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 500円、高校生・中学生 300円、小学生 200円
住所:〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166
TEL:053-474-0811
URL:平野美術館
美人画は外見の美しさだけでなく、内面の美しさも含めて表現された作品が多くあります。
「美人」の基準は様々であり、描かれた美人には画家からの目線に加え、その時代の世相や流行をも垣間見ることができます。
江戸時代、多色刷木版画を創始した鈴木春信は、細身で上品な仕草の女性を描き人気を博しました。幕末になると渓斎英泉の作品にみられる妖艶で退廃的な女性像が登場します。そして明治時代以降、上村松園、鏑木清方などが市井の女性を描き、清麗な女性像を多く残しました。日本画において「美人画」というジャンルが確立したことで美人画の名手が続々と現れます。中には風俗画としての側面を強く意識する伊東深水などの画家もおり、精力的に活動しました。
本展では、江戸時代から現代に至るまでの美人画を多数ご紹介いたします。ぜひこの機会に、時代ごとに移り変わる美しさやその背景を感じて頂ければ幸甚に存じます。
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