【更新】「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.02 髙山辰雄―手のひらに花を―」角川武蔵野ミュージアム

「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.02 髙山辰雄―手のひらに花を―」角川武蔵野ミュージアム

名称:「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.02 髙山辰雄―手のひらに花を―」角川武蔵野ミュージアム
会期:2024年5月18日(土)〜2024年7月7日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:火曜日
   火曜日が祝日の場合は開館
入場料:一般 1400円、高校生・中学生 1200円、小学生 1000円、未就学児 無料
住所:〒359-0023埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
TEL:0570-017-396
URL:角川武蔵野ミュージアム

《存在追憶 限りなき時の中に》1999年
《存在追憶 限りなき時の中に》1999年

大分県に生まれた日本画家・髙山辰雄(1912-2007)は、伝統的な日本画の技法を用いて作品を制作。日展を中心に活躍し、東山魁夷、杉山寧とともに「日展三山」と称され、戦後の日本画壇の最高峰として高い評価を受けています。
角川武蔵野ミュージアムでは多くの髙山作品を収蔵しており、研究と公開のために昨年から展示を開始しています。第一弾として開催した「角川武蔵野ミュージアムコレクション展 髙山辰雄―15cm×15cmの宇宙―」では、髙山の代表作品や『文藝春秋』の表紙絵156枚を展示しましたが、第二弾となる本展では、展示会場が書籍をテーマとした“エディットタウン”の中にあるという特性を踏まえ、小説『源氏物語』の装幀がもととなったリトグラフや、文芸雑誌『新潮』の表紙絵原画など、書籍に関連する髙山作品を紹介します。
また、髙山の代表作として知られる《牡丹(籠に)》を展示。執拗に描かれた花びらから実際に手に触れたような質感が伝わってくる作品で、髙山が娘に送った初めてのプレゼントとしても知られています。
髙山の「手のひら」には、花はもちろん多くの思いが乗せられました。会場を訪れ、髙山からの贈りものを手のひらに受けて、そこに込められた何かを感じ取ってください。

《牡丹(籠に)》1988年 個人蔵
《牡丹(籠に)》1988年 個人蔵
髙山辰雄 《髙山辰雄リトグラフ集源氏物語》1982年個人蔵
髙山辰雄 《髙山辰雄リトグラフ集源氏物語》1982年個人蔵
《少女》1979年
《少女》1979年

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