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名称：「トム・バトラー　特集」伊勢丹新宿店
会期：2024年9月18日(水) ～ 2024年9月24日(火)［最終日午後6時終了］
場所：本館6階 アート&フレーム
住所：〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

2015年に初めてヴェネツィアを訪れて以来、イタリアに魅了されたというトム・バトラー氏。
本特集ではイタリアフェアにあわせて、イタリアの風景を描いたコラージュ作品を中心にご紹介いたします。
イタリアにはすべてが揃っています。
この国に魅了されたのは、年に初めてヴェネツィアを訪れた時です。
水路、狭い通り、広場、広場が入り組んだ迷路のような街並みは、すべて見事な建築物に囲まれており、最初から私を魅了しました。
迷子になって楽しんだのは、カメラとスケッチブックを持って何マイルも歩き、ある朝に見たものがすべて、太陽の位置が変わる日の終わりには劇的に変化するという感覚を味わったときだけです。
雨でも美しいです。
ヴェネツィアでは、サンマルコ広場の喧騒を捉えるにしても、静かな僻地の反射を捉えるにしても、どの景色も象徴的です。
角を曲がるたびに、絵を描くのを待っている構図が現れます。
私にとって、ヴェネツィアの作品を作るには、他の都市を描くときにはうまくいかない方法で、プロセス全体を通して表現力豊かで自由であることが求められます。
色鮮やかで素朴なファサードやシャッター、むき出しのレンガの質感がいたるところに見られ、そのすべてが下にある波打つ水面に映っています
そこには私がいつも通うとても特別な古本屋があり、さまざまな古い印刷物を売っていて、私の作品に本物のコラージュを加えるのに最適です。

トム・バトラー
■トム・バトラー　Tom Butler
2000年 スウォンジー大学にて優勝な成績をおさめ最高名誉学位を取得し卒業。
児童絵本のデザインを手がけた後 2005 年にミクストメディアを発表。
「2004 年に南フランスを旅したとき訪れた美しい町ユゼスの光、色、質感に強く惹かれました。私の絵に影響を与えたところです。
　光と色を使う印象派の画家モネやセザンスの絵から多く学びました。
　学位課程で知った印刷物などをコラージュするメソッドは長い年月をかけその技術は進化してゆきました。
　コラージュは私の作品に不可欠な部分です。好奇心を惹きつけ、共鳴し、ユーモアを加えます。そして最高の作品ができるのです。
　私はいつもワクワクしながら私のスタジオに行きます。 最高の作品を描くために。」