所蔵茶道具展「茶室の室礼-歳時と趣向ー」桑山美術館

所蔵茶道具展「茶室の室礼-歳時と趣向ー」桑山美術館

名称:所蔵茶道具展「茶室の室礼-歳時と趣向ー」桑山美術館
会期:2024年9月7日(土)〜12月8日(日)
会場:桑山美術館
開館時間:10:00~16:00
料金:一般 800円 中高大学生 500円
   20名以上の団体は各100円割引
   障がい者手帳お持ちの方および同伴者1名は無料
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(9月17日 、24日、10月15日、11月5日)、11月30日(土)
住所:〒466-0828愛知県名古屋市昭和区山中町2-12
TEL:052-763-5188
URL:桑山美術館

古染付人物絵水指 中国 明時代末期
古染付人物絵水指 中国 明時代末期

室礼(しつらい)は平安時代、宴などハレの日に調度類を置いて室内を装飾したことに始まり、中世には現在の床の間の前身とされる押板に絵を掛け、燭台や香炉、花瓶を置いた儀礼的な座敷飾りが行われました。さらに初期の茶の湯では座敷飾りの作法が整えられ、侘び茶に移行しても床には掛物と花を飾る慣例が継承されています。
今回の茶道具展では、亡き人を偲ぶ「追善茶会」と長寿を祝う「米寿の年賀茶会」、さらに10月に催す、茶壺に入れた残り少ない茶をはたいて侘びた風情を楽しむ「名残の茶会」と、11月初旬に新茶が詰められた茶壺の封を切る茶人の正月ともいわれる「口切の茶会」の計4席の茶会を想定しました。茶会ごとの趣向や、広間と小間、また設定した時期の季節に即した点前道具の取り合わせと共に、茶会に適した調度品もご覧いただけます。茶会を催す亭主の視点で、また招かれた客の気分でお楽しみください。

御本三島茶碗 朝鮮王朝時代
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青磁香炉 銘 あら玉 中国 明時代 伊達家伝来
青磁香炉 銘 あら玉 中国 明時代 伊達家伝来
時代散蓮華文蒔絵経箱
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呂宋茶壺 福岡宮内旧蔵 中国 明時代
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沢瀉蒔絵平棗 江戸時代前期
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