「南画と写生画」本間美術館

「南画と写生画」本間美術館

名称:「南画と写生画」本間美術館
会期:2024年9月6日(金)〜2024年10月29日(火)
会場:本間美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
入場料:一般 1100円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料、障害者手帳提示 半額
住所:〒998-0024山形県酒田市御成町7-7
TEL: 0234-24-4311
URL:本間美術館

円山応挙《虎皮写生図》 江戸時代中期(18世紀)
円山応挙《虎皮写生図》 江戸時代中期(18世紀)

太平の世となった江戸時代は、芸術文化が盛んとなり、特に絵画は黄金時代と言われるほど、様々な流派が興り、多彩な才能ある画人が輩出し、それぞれが個性ある作品を遺しています。
本展では、江戸時代中期以降に画壇の二大潮流となった「南画」と「写生画」を取り上げます。「南画」は、中国の文人に憧れて、南宗画の様式を基本としながらも、北宗画や日本の様々な流派に西洋画も取り入れ、日本独自に発展した絵画です。「写生画」は、円山応挙が日本絵画の伝統に、中国と西洋の写生技法を融合させて確立した新しい絵画で、皇室から庶民にまで支持され、現代の日本画の源流になりました。
今回は、画壇の二大潮流となった「南画」と「写生画」を代表する池大雅、円山応挙をはじめ系譜に連なる画人たちの作品も展示します。

岸駒《猛虎図》 江戸時代後期(19世紀) 酒田市指定文化財
岸駒《猛虎図》 江戸時代後期(19世紀) 酒田市指定文化財
森狙仙《梅母子猿図・松瀧見猿図》 江戸時代後期(19世紀)
森狙仙《梅母子猿図・松瀧見猿図》 江戸時代後期(19世紀)
長沢芦雪《狗児図扇面》 江戸時代中期(18世紀) 酒田市指定文化財
長沢芦雪《狗児図扇面》 江戸時代中期(18世紀) 酒田市指定文化財
池大雅《山水図 宮崎筠圃賛》 江戸時代中期(18世紀) 個人蔵 山形県指定文化財
池大雅《山水図 宮崎筠圃賛》 江戸時代中期(18世紀) 個人蔵 山形県指定文化財
谷文晁《十二ヶ月山水図屏風》 文政元年(1818)
谷文晁《十二ヶ月山水図屏風》 文政元年(1818)
渡辺崋山《桃蟻図扇面》 天保8年(1837) 酒田市指定文化財
渡辺崋山《桃蟻図扇面》 天保8年(1837) 酒田市指定文化財
円山応挙 「鼬図」 山形県指定文化財
円山応挙 「鼬図」 山形県指定文化財

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
  3. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る