名称:特別展「ふくやまの仏さま―国宝明王院本堂本尊33年ぶり特別公開記念」ふくやま美術館
会期:2024年10月12日(土)~12月15日(日)
前期:10月12日(土)~11月10日(日)
後期:11月12日(火)~12月15日(日)
会場:ふくやま美術館
休館日:月曜日 ※10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館、10月15日(火)、11月5日(火)は休館
開館時間:9:30~17:00
観覧料:一般1,300円(1,040円) 高校生以下無料
*( )内は前売りまたは有料20名以上の団体料金
※観覧料の減免、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。
※前売り券は2024年10月11日(金)まで販売。
主催:(公財)ふくやま芸術文化財団 ふくやま美術館、福山市、中国新聞備後本社
後援:福山市教育委員会、エフエムふくやま
住所:〒720-0067広島県福山市西町2-4-3
TEL:084-932-2345
URL:ふくやま美術館
古くから瀬戸内海の交通・流通の拠点であった福山は、長い歴史をとおして人々や文物の興隆の歴史が刻まれてきました。なかでも古代山陽道や海上航路が整備される時期には、古代山陽道沿いの備後国分寺、慶徳廃寺や中谷廃寺、津に関係する宮の前廃寺や和光廃寺といった古代寺院の遺構が備後の各地に広がりを見せます。
瀬戸内海の海上航路や山陽道が通じることは、その後も備後の仏教文化を色濃く複雑に発展させてきました。山間にひっそりと痕跡のみを残す山岳修行の霊場や、平安初期の宗教的大改革をもたらした宗祖を開基とする古代寺院、中世以降の動乱の社会に在って人々の願いを受け入れた地域ごとに築かれた寺院、福山藩の開祖により、福山のまちの平安と守護を担った大寺院など、現在も福山には270を超える寺院が所在しています。
2024 年(令和6年)は、国宝明王院本堂本尊「木造十一面観音立像」(重要文化財)が菩薩の縁数に基づく33年に1度の本尊御開帳を迎える特別な年です。これを記念して、当館でもこの秘仏が特別に展示されます(※後期11月12日(火)より)。
本展は、この特別な機会を記念して、備後一宮吉備津神社の「木造狛犬」(重要文化財)をはじめ、福山市内の約20ヶ寺に安置されている貴重な仏像、仏画などが一堂に会します。福山で花開いた仏教文化の精華をお楽しみください。
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