トミモとあきな 「尾道へ、私のハートに会いに行く。」Gallery Cafe ULTRA

トミモとあきな 「尾道へ、私のハートに会いに行く。」Gallery Cafe ULTRA

名称:トミモとあきな 「尾道へ、私のハートに会いに行く。」Gallery Cafe ULTRA
会期:2024年3月26日(火)〜2024年5月27日(月)
会場:Gallery Cafe ULTRA
開館時間:11:00 〜 17:00
休館日:火曜日、水曜日、木曜日
備考:※会期終了日は仮予定
入場料:ワンドリンク(500円〜)
住所:〒722-0035 広島県尾道市土堂2-3-24
URL:Gallery Cafe ULTRA

O JUN、ラファエル・ローゼンダール、米田知子、柳幸典など世界的に著名な現代美術を展示するカフェ「ULTRA」にて新進気鋭アーティストによるアート企画として、トミモとあきなの作品「HUMAN<3(ヒューマン)」を 2024年3月26日(月曜日)より2ヶ月間展示します。またカフェでは、アートコラボメニューとして甘酒といちごのドリンクを期間限定販売します。
作品「HUMAN<3(ヒューマン)」は、作家が喪失感を味わったときに胸が締め付けられる思いをしたところから始まりました。作家自身の心臓を CT スキャンで取り出し、その造形とハートマークを合体させました。心は、心臓や脳と違い物質ではありません。現代に生きる多くの人々は、心とは「人間が人間らしく振舞うことを可能にする何か」であると考えています。そして自分自身だけの心を所有していると考えています。作品のハートは、呪縛で苦しくなっているようにも見えますが、呪縛のおかけではち切れそうな心がギリギリはち切れない絶妙なバランスで維持されています。呪縛すらヒューマンハートの一部なのです。失恋や無念などの個人的な心の痛みを体の痛みに変換させて表現し、心の痛みに寄り添う人間の心という現象の表現に挑みます。人間個人の感情は自動的に現れてきます。そしてその感情はコピーペーストのように完全には共有することができません。ですが人間は、言葉やイメージの共通概念を通して共感することができます。愛の記号として親しまれているハートマークは記号化されていることで、もはや個人的な愛だけではなく「ハートマークという共通概念を知る人間全体の愛」を包括するのです。心臓という臓器は主体の所有であるが、心は主体の所有であるのか。人間の心への探求を可視化します。

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