企画展「生誕100年+ 福井良之助 生と死をみつめる愛」高崎市美術館

企画展「生誕100年+ 福井良之助 生と死をみつめる愛」高崎市美術館

名称:企画展「生誕100年+ 福井良之助 生と死をみつめる愛」高崎市美術館
会期:2024年9月21日(土)〜2024年11月10日(日)
会場:高崎市美術館
開館時間:10:00 〜 18:00
   金曜日は20:00まで
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館
入場料:一般 600円、大学生・高校生 300円、中学生以下・65歳以上・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒370-0849群馬県高崎市八島町110-27
TEL:027-324-6125
URL:高崎市美術館

福井良之助《横顔》1962年 高崎市美術館蔵
福井良之助《横顔》1962年 高崎市美術館蔵

「創るためには非常にならなくては・・・・・ だけど、私は愛する。人間を。生を。」
 1955年から10年間、孔版画制作で生と死を象徴する空間をみつめた福井良之助(1923-1986)は『福井良之助孔版画集第一集』にそう記し、「描く事。生きる事。非合理の平行線。ー」と続けています。油彩初期作《混迷の為の習作》のように戦後の混迷から出発し、孔版画制作をへて、1960年代以降は油彩代表作《天にかける橋》で空を仰ぎ、油彩代表作《生と死の習作・愛》のように、孤独の真実を知る画家ならではの愛を描きます。そして《絶筆(未完)》のように、永遠の習作として62歳の生涯を未完のまま閉じました。
 本展は生誕100年から1年をへた記念展として、代表作や美術館初公開作を含む油彩やグアッシュ、孔版画、銅版画など117点により、愛を込めて生と死をみつめた福井良之助のまなざしを追想します。

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