名称:時代を超えた芸術交流2024「Monochrome Dialogue:菊地隆知×大森弘之」文教の杜ながい (丸大扇屋・長沼孝三彫塑館)
会期:2024年9月6日(Fri)ー10月20日(Sun)
会場:文教の杜ながい (丸大扇屋・長沼孝三彫塑館)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
住所:〒993-0086 山形県長井市十日町1-11-7
TEL:0238-88-4151
URL:文教の杜ながい (丸大扇屋・長沼孝三彫塑館)
菊地隆知と大森弘之は、生きた時代も、制作に用いる技法も異なりますが、自然との関わりを起点にモノクロームの版表現を試みるという共通した感性が感じられます。本展では、二人の作品が織りなす対話的空間から、版画表現の魅力や可能性について考察します。
菊地 隆知 Ryuchi Kikuchi
長井市を代表する木版画家。平塚運一に師事。
終戦後帰郷し教師の道へ。19歳の時、中学校での勤務中に事故で頭部を負傷し、それがもとで31歳の時に右半身不随となり、以後は左手で制作を続けた。東北現代美術協会、日本版画院等で活躍。
最上川の情景や廃れ行く古民家等をモチーフに郷土の風景版画を制作したほか、晩年には「俳画」に取り組み多くの作品を残した。
1930_長井市生まれ
1971_山形県総合美術展史上初めて、洋画、日本画、彫刻3部門同時入賞
1993_日本板画院展審査委員長に就任
2001_齋藤茂吉文化賞受賞
2005_第55回日本板画院記念展において棟方志功賞受賞
2018_心筋梗塞のため死去
大森 弘之 Hiroyuki Omori
版画特有の版を介在させることで発生する作品と作者のある一定の距離。適度に保たれたこの距離感に魅力を感じるとともに自己の表現への活路を見出し、「人間と自然の在り方を問う、銅版画による不可視の不変的・普遍的な存在の表現」をコンセプトとした作品を制作している。
1991_ 茨城県北茨城市生まれ
2014_ 東北芸術工科大学 版画コース 卒業
2016_ 東北芸術工科大学大学院 芸術文化専攻洋画研究領域修士課程 修了
所属 一般社団法人 日本版画協会 準会員
プリントザウルス国際版画交流協会 会員
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。