マルク・シャガール版画展「ダフニスとクロエ」長島美術館

マルク・シャガール版画展「ダフニスとクロエ」長島美術館

名称:マルク・シャガール版画展「ダフニスとクロエ」長島美術館
会期:2024年9月15日(日)〜2024年12月2日(月)
会場:長島美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:火曜日
   火曜日が祝日の場合が火曜日開館し翌日休館
入場料:一般 1000円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 400円、65歳以上 500円
住所:〒890-0045 鹿児島市武3-42-18
TEL:099-250-5400
URL:長島美術館

この度、当館のコレクションの中から、約3年ぶりにシャガールの版画集「ダフニスとクロエ」を展示いたします。その鮮やかな色彩で「色彩の魔術師」といわれ、現在もなお多くの人々に愛され続けているシャガール。油彩と同様、版画作品も多く制作しています。
「ダフニスとクロエ」は、2‐3世紀のギリシアの詩人ロンゴスが書いた物語で、エーゲ海に浮かぶ美しい島レスボス島を舞台に、山羊飼いに拾われた少年ダフニスと、羊飼いの牧人に拾われた少女クロエが成長し、愛を育んでいく物語です。
その物語にシャガールが挿絵として42点の版画を制作し、版画集として出版しました。季節を巡りながら進んでいくストーリーに沿って描かれた作品は、色彩豊かに彩られ、光に溢れたギリシアの風景を表しています。
シャガールは、この版画制作のためにギリシアを取材して廻りました。その時に滞在したアテネ、ボロス島、オリンピアなどの風景や地中海の光は、シャガールに鮮烈な印象を残しました。20色以上の色を用いて表現した物語は、色彩の魔術師と称されるシャガールの芸術が凝縮されています。
物語の持つ古代ギリシアの牧歌的風景と、シャガールの色彩が放つ、カラーリトグラフの明るく幻想的な世界をぜひご覧下さい。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る