名称:「中国陶磁展 うわぐすりの1500年」松岡美術館
会期:2024年10月29日(火)~2025年2月9日(日)
会場:松岡美術館
開館時間:10:00〜17:00(最終入館時間 16:30)
毎月第1金曜日 10:00~19:00(最終入館時間 18:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(2024年12月28日(土)~2025年1月6日(月))
観覧料:一般 1,400円
25歳以下 700円
高校生以下 無料
障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで半額
住所:東京都港区白金台5-12-6
TEL:03-5449-0251
URL:松岡美術館
うわぐすり、すなわち釉薬は陶磁器表面を覆うガラス質の膜であり、陶磁器ならではの要素です。古来人々は釉薬に実用性だけではなく、その性質や施し方によって様々に変化する美しさを求めました。長きにわたり続けられたこの追求は中国陶磁の世界に大きな発展をもたらします。鮮やかな色彩を大胆に使用した三彩、洗練された佇まいを持つ青磁、紫紅色が幻想的に浮かび上がる澱青釉など、全く異なる趣を持ったものが生まれました。
本展では、後漢から明までのおよそ1500年間における、緑釉、三彩、青磁、澱青釉など釉薬の美が詰まった約50点を展示いたします。釉薬をかけ焼成することで生まれる、豊かな表現と唯一無二の色彩をお楽しみください。
また、「伝統芸能の世界 ―能楽・歌舞伎・文楽―」が同時開催となります。松岡美術館の創設者 松岡清次郎は若いころから義太夫に親しんでいました。戦時中には、兵士の慰問に訪れ、熱のこもった演奏をしたそうです。さらに 1970 年に発足した一般社団法人義太夫協会の設立にも関わり、資金援助をしています。美術品の蒐集においては、文楽を題材とした絵画を多数蒐集しています。他にも、能面をはじめ能楽や歌舞伎をテーマとした絵画も蒐めており、伝統芸能を広く愛好していたことがうかがいしれます。今回は、文楽をはじめ、能楽や歌舞伎などを主題とした絵画作品を中心に紹介します。
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