秋冬展「クリスマスのおくりもの」エルツおもちゃ博物館・軽井沢

秋冬展「クリスマスのおくりもの」エルツおもちゃ博物館・軽井沢

名称:秋冬展「クリスマスのおくりもの」エルツおもちゃ博物館・軽井沢
会期:2024年10月11日(金)〜2025年1月13日(月)
会場:エルツおもちゃ博物館・軽井沢
開館時間:10月は9:30~17:00
   11~1月は10:00~16:00
   ※最終入館は閉館の30分前
料金:【エルツおもちゃ博物館・軽井沢単館の場合】
   大人800円 中高生550円 小学生400円 
   【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデンとの2館共通セット券の場合】
   大人1,500円 中高生1,000円 小学生700円 
休館日:10~11月の火曜、12~1月の火曜~金曜 ※12/24,12/25,12/31,1/2,1/3は開館
住所:〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉182(塩沢・風越公園)
URL:エルツおもちゃ博物館・軽井沢

 エルツおもちゃ博物館では、ヨーロッパや北欧のおもちゃを収集・展示しています。特に、ドイツ・エルツ地方のおもちゃの町として世界的に有名な、ザイフェンの木工おもちゃは、当館の展示の中心です。
 ザイフェンは、かつて鉱業で栄え、後に木工おもちゃ作りの町となりました。1699年、ヨハン・フリードリヒ・ヒーマン(Johann Friedrich Hiemann)が、商業の中心地ライプツィヒの見本市に、初めてザイフェンの木工おもちゃを運びました。この出品をきっかけに、1750年には「ザイフェン製(Seiffener ware)という用語が、貿易の町ニュールンベルグでも定着しました。そして、1809年、4人の職人がドイツ最古のクリスマスマーケットの1つとして知られる、ドレスデンの「シュトリーツェルマルクト」の木工おもちゃを出店するなど市場を拡大し、ザイフェンをはじめ、エルツ地方は木工おもちゃの名産地となったのです。
 現在ザイフェンには約150の工房があり、家族間で継がれ続ける工房もあれば、職人(マイスター)が新しく始めた工房もあります。1892年創業の老舗クヌース・ノイバー(Knuth Neuber)では、プロペラとともにトナカイとサンタクロースが回るクリスマス・ピラミッドを作っています。まるでサンタを乗せたトナカイが、空を飛んでいるかのように見えるユニークなおもちゃです。そして1989年創業のケラー(Köhler)は、かわいらしさもありながら、スタイリッシュで洗練されたデザインのサンタクロースを作っています。
 本展では、このようなサンタクロースのおもちゃをはじめ、クリスマスのおくりものにぴったりな、ドイツ・エルツ地方のおもちゃをご紹介します。
この冬は、エルツおもちゃ博物館で、「クリスマスのおくりもの」を探してみていただけたら幸いです。

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