名称:「現代マイセンの磁器芸術 —巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)—(仮)」泉屋博古館東京
会期:2025年8月30日(土)〜11月3日(月・祝)
会場:泉屋博古館東京
開館時間:11:00~18:00(金曜日は19:00閉館)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館)、9月16日(火)、10月14日(火)
入館料:一般 1,500円(1,300円)、学生 800円(700円)、18歳以下 無料
※20名以上の団体は( )内の割引料金
※障がい者手帳などの提示者本人および同伴者1名までは無料
住所: 東京都港区六本木1-5-1
TEL:03-5400-6900
URL:泉屋博古館東京
ヨーロッパを代表する名窯、マイセン。現在のドイツ、ザクセン州の古都・マイセンで18世紀に王立の磁器製作所として創業しました。ヨーロッパ初の磁器焼成に成功したマイセンは、現在まで多くの名品を世に送り出してきました。
日本においては初期のマイセン製品が特に人気を集めてきましたが、実は1960年頃からのいわゆる「現代マイセン」にも知られざる優れた製品が数多く存在します。マイセンの培った高度な磁器作りの技術と、成型・デザイン・人形制作などの芸術家グループの豊かな才能が合わさって生み出された磁器は、極めて質が高く、まさに“磁器芸術”と言えるものでしょう。
本展では、現代マイセンを代表する「アラビアンナイト」「サマーナイト」「ブルーオーキッド」などのシリーズを生み出した巨匠ハインツ・ヴェルナー(Heinz Werner 1928-2019)の作品を紹介します。
ヴェルナーはドレスデン芸術アカデミーの分校として1764年に設立されたマイセン養成学校で絵付けを学び、後に様々な名作のデザインを手掛けました。ヴェルナーがデザインを手がけた多彩なサービスウェアの数々、プラーク(陶板)などの作品を通して、その魅力を体感していただけるでしょう。
また、ヴェルナー自身が残した「日本は第二の故郷」という言葉のとおり、大変な親日家としても知られ、芸術的表現において日本にちなむデザインを生み出すなど日本との関わりも深い人物です。
本展は、巨匠ハインツ・ヴェルナーに焦点を当てた初の展覧会となります。ヴェルナーが創作した名作を中心に、現代マイセンの美しき磁器芸術をご紹介します。
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