名称:「栗林隆 Roots」神奈川県立近代美術館 葉山館
会期:2024年12月14日(土)~2025年3月2日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、12月29日(日)~2025年1月3日(金)
※1月13日、2月24日を除く
観覧料:一般 1,000(900円)
20歳未満・学生 850(750円)
65歳以上 500円
高校生 100円
※( )内は20名以上の団体料金です
※中学生以下の方と障害者手帳等、ミライロIDを提示の方および介助者原則1名は無料です
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:1月5日、2月2日、3月2日)は、18歳未満の子ども連れの家族は割引料金(65歳以上の方を除く)で観覧できます。なお、同日は会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」となりますので、小さなお子様連れの方も、遠慮なくご覧ください。
住所:〒240-0111神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
TEL:046-875-2800
URL:神奈川県立近代美術館 葉山
栗林隆(くりばやしたかし 1968年〜)は、長崎に生まれ育ち、現在はインドネシアと日本を往復しながら活動するアーティストです。活動開始から一貫して「境界」をテーマに、ドローイングや、インスタレーションや映像などの多様なメディアを用いて身体的体験を観客にうながす作品を国内外で発表してきました。
彼の作品は、自然と人間の関わりに対する本人の深い関心から生まれてきましたー展示室の中に和紙で作られた林が広がる《Wald aus Wald(林による林)》(「ネイチャーセンス展」2010年、森美術館)、そして薬草による蒸気で満たされた、原子炉の形を模した構造物の中で他の鑑賞者とともに過ごす〈元気炉〉シリーズ(2020年-、下山芸術の森 発電所美術館ほか)、タンカーを様々な生態系が共存する一つの場として、さらには思想や作品を運ぶプラットフォームとして捉えた《Tanker Project》(2021年-)などといった作品は、いずれも私たちの認識を揺るがすような刺激に満ちています。
本展は、そうした作家の視点によって生み出された、葉山館展示室外のさまざまな空間を利用した個展となります。本来展示空間ではないスペースのために発案されたインスタレーションをはじめとして、未発表のドローイングや映像作品なども展示することで、近年ますます活躍の場を広げている作家の過去と未来の「境界=今」をご覧いただきます。
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