「公開制作vol.4 原田裕規 ドリームスケープ」長野県立美術館

「公開制作vol.4 原田裕規 ドリームスケープ」長野県立美術館

名称:「公開制作vol.4 原田裕規 ドリームスケープ」長野県立美術館
会期:2024年10月5日(土)~ 2025年3月16日(日)
休館日:水曜日、年末年始(12/28~1/3)
開館時間:9:00〜17:00
観覧料:無料
会場:オープンギャラリー
主催:長野県、長野県立美術館
支援:令和6年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業
住所:〒380-0801長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
TEL:026-232-0052
URL:長野県立美術館

「公開制作vol.4 原田裕規 ドリームスケープ」長野県立美術館
「公開制作vol.4 原田裕規 ドリームスケープ」長野県立美術館

公開制作は、アーティストが一定期間美術館に滞在して作品を制作し、その制作過程や完成した作品をご覧いただくプログラムです。vol.4となる今年度は、とるにたらない視覚文化をモチーフに、テクノロジー、リサーチ、パフォーマンスなどを駆使して作品を制作している原田裕規を招へいします。
長野県民にとって、山々の連なる風景は日常であるとともに、多くの人を魅了する観光資源でもあります。長野県立美術館は、コレクションポリシーのひとつとして、美しい山岳風景を描いた表現を挙げており、旅行や登山、避暑、疎開等さまざまな理由で長野に訪れ、描いてきた作家たちの風景表現を多数コレクションしています。他方、長野では、光学や印刷の技術が発達し主要な産業となっています。山を愛好し、それらを撮影・発表する人たちが大勢いることと、どこかでつながりがあるのかもしれません。
原田は、公開制作のために長野をリサーチする中で、この「風景表現」と「印刷技術」という二つのキーワードに関心を示しました。今回の公開制作では、近年「ドリームスケープ」という名称でインターネットを中心に流行しているデジタル風景表現について考察・制作を重ねてきた原田が、長野の風景表現に向き合い、作品として昇華していく様子が公開されます。
また当館初の試みとして、NAMコレクション2024第Ⅲ期のゲストキュレーターを原田が担当します。長野の風景が描かれた作品や、「荒野」をモチーフとした松澤宥の言葉の作品などを通じて、長野県の各地域と風景表現の関わりが示されることになります。

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