2024年度コレクション展Ⅱ「牛馬は何を語るのか」神田日勝記念美術館

名称:2024年度コレクション展Ⅱ「牛馬は何を語るのか」神田日勝記念美術館
会期:2024年12月11日(水)~2025年4月13日(日)
会場:神田日勝記念美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、
   年末年始 12月28日~1月3日、
   祝日の翌平日(1月14日、2月12日、2月25日、3月21日)
観覧料:一般 530円 (470円)
   高校生 320円 (260円)
   小中学生 210円 (150円)
   福原記念美術館との共通入館券:
   一般 700円
   高校生 300円
   小中学生 200円
   ※( )内は10名以上の団体割引料金
   ※障がい者手帳(身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳)提示の方は無料(介添者1名無料)
   ※友の会会員(会員証を提示)・未就学児は無料
   ※北海道立帯広美術館で開催された特別展の半券(有効期限:チケット裏に記載)提示により、割引料金が適用(1枚につき1名1回限り有効)
住所:〒081-0292北海道河東郡鹿追町東町3-2
TEL:0156-66-1555
URL:神田日勝記念美術館

神田日勝 《開拓の馬》 1966年、北鹿追農事組合蔵(神田日勝記念美術館寄託)
神田日勝 《開拓の馬》 1966年、北鹿追農事組合蔵(神田日勝記念美術館寄託)

1945年8月、空襲で焼け野原となった東京・練馬を逃れ、神田日勝(1937-1970)は家族とともに北海道・鹿追に渡ってきました。鹿追到着後まもなく敗戦の報を聞き、疎開の目的を失った神田家は、しかし、開拓農家としてここで生きる道を選びます。日勝が7歳のときのことでした。
幼いころから絵を描くのが好きで、のちに芸術大学に進んだ兄の手ほどきで油絵を始めた日勝は、中学卒業後に家業の農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事する傍ら絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。
その短い画業を通じて、主に自分の生活に根差したものを画題に選びましたが、中でも頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬といっても、その描かれ方はそれぞれです。農耕馬、乳牛、亡骸、風景に溶け込む牛馬、そして半身の馬……。
本展では、それら神田日勝が描いた「牛馬」に注目します。様々な描かれ方をされてきた「牛馬」たちが、われわれ見る者へ「何を」「語って」いるのか、ご覧ください。

神田日勝 《牛》 1964年、神田日勝記念美術館蔵
神田日勝 《牛》 1964年、神田日勝記念美術館蔵
神田日勝 《人と牛A》 1968年、北海道新聞社蔵(神田日勝記念美術館寄託)
神田日勝 《人と牛A》 1968年、北海道新聞社蔵(神田日勝記念美術館寄託)

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