名称:特別展「春を待つ涅槃図」松本市立博物館
会期:2025年2月1日(土)~3月3日(月)
会場:松本市立博物館 2階 特別展示室
閉室日:毎週火曜日
※ただし2月11日は開室、2月12日は閉室
開館時間:9:00 ~ 17:00(最終入室は16:30まで)
観覧料:常設展との共通券
大人:1,000円 (800円) 大学生・市内在住の70歳以上の方:700円(600円)
※高校生以下 無料
※( )内は団体20名以上の料金
住所:〒390-0874 長野県松本市大手3-2-21
電話:0263-32-0133
URL:松本市立博物館
お釈迦さまが入滅したとされる2月15日には、その遺徳をしのぶ涅槃会(ねはんえ)が全国各地で行われてきました。年に一度、この法要の際に本尊として掲げられてきたのが涅槃図(ねはんず)です。4月8日に行われるお花まつりの誕生仏(たんじょうぶつ)とともに、涅槃図は寺の必需品のひとつとして備えられたため、庶民にとっても身近な仏教絵画といえます。ここ松本においても、お寺や地域ごと、ところによっては特色ある習わしとともに大切に受け継がれてきました。
この地に伝わる涅槃図が一堂に会する本展で、それぞれに込められた歴史や物語が解き明かされていきます。
見どころ
日輪と月輪が描かれた神秘的な涅槃図。全国的に見ても希少な3点が松本に伝わるナゾに迫ります。
迫力ある涅槃図の数々から、個性豊かな絵師たちの画風を堪能。涅槃図が施入された背景も古文書とともにお伝えします。お釈迦さまの奇跡の場面が描かれる重要文化財「八相涅槃図」をはじめ、県内の貴重な涅槃美術も出展。
今も地域の人々に親しまれる涅槃図のすがたを、早春の行事の様子から紹介します。
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