名称:松永敏 「日々を編む」galleria PONTE
会期:2025年1月11日(土)〜2025年2月2日(日)
会場:galleria PONTE
開館時間:11:00 〜 18:00
休館日:水曜日、木曜日
入場料:無料
住所:〒920-0998 石川県金沢市里見町42-8 里見町APARTMENT 102
TEL:076-244-6229
URL:galleria PONTE
Artist Profile
1978年 兵庫県神戸市生まれ。2007年 金沢美術工芸大学大学院博士課程修了 2001年 全関西美術展 第三席(02年第二席、09年読売テレビ賞)2002年 青垣2001年日本画展 佳作賞、2005年 第61回現代美術展 最高賞(2012 次賞、2018 準委嘱賞、2024 委嘱賞)、2006年 上野の森美術館大賞展 賞候補、2011年 日展 特選(同 2018)その他、個展、グループ展、公募展等に出品。現在、日展準会員。石川県小松市在住。
Artist Statement
私にとっての日本画とは、私を開くもののことです。描く行為や描き出した(出された)作品が、私の既成の価値観や概念にヒビを入れ、そして、私を新たなものへとつくり変えていく。いつしか日本画が私の人生の柱になって、すっかり物事を多角的に見る癖がつきました。何かにつけて判断に躊躇し、時間もエネルギーも使ってようやく決断することができます。でも、やらずにはいられない。多角的なそれぞれの視点は、他の点と繋がる力を内在しているように思います。それまで単体だったいくつかの点が、ある点を獲得することによって繋がる瞬間が自分の中にはあります。そんな新たな視点を獲得したときに立ち現れるリアリティに、私の制作意欲は掻き立てられます。日本画がまた新たな点を与えてくれ、点と点が繋がっていく。そうやって私は開かれていく。私の仕事が誰かの新たな視点となることを願います。
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