「江戸の「ぜいたく屋」―七澤屋と武蔵屋の極小雛飾り」佐野美術館

「江戸の「ぜいたく屋」―七澤屋と武蔵屋の極小雛飾り」佐野美術館

名称:「江戸の「ぜいたく屋」―七澤屋と武蔵屋の極小雛飾り」佐野美術館
会期:2025年2月22日(土)~2025年4月6日(日)
会場:佐野美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:木曜日 3月20日は開館
観覧料:一般・大学生 1,300円
    小・中・高校生 650円
    ※土曜日は小中学生無料
    ※15名以上の団体は各2割引
住所:〒411-0838静岡県三島市中田町1-43
TEL:055-975-7278
URL:佐野美術館

《牡丹唐草文蒔絵貝桶》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《牡丹唐草文蒔絵貝桶》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション

雛祭り全盛期となった江戸時代後期、精緻な蒔絵をほどこした極小雛道具が脚光をあびました。
中でも上野池之端の「七澤(ななさわ)屋」と浅草仲見世の「武蔵(むさし)屋」は、高級玩具を扱う名店として名高く、「贅沢(ぜいたく)屋」と称されたといいます。「大」の字の形をした牡丹の花に唐草を配した蒔絵の七澤屋、絵画的な意匠に華奢な造りの武蔵屋、それぞれ特徴ある雛道具は人々の心を魅了し、明治期には国内外の博覧会などで受賞を重ねました。
本展では、極小雛道具の国内随一の蒐集で知られる川内由美子コレクションと、長野県立歴史館所蔵、幕末明治の生糸商「天下の糸平」こと田中家の雛飾り一式などを展示、江戸職人技の極致ともいうべき七澤屋と武蔵屋の雛道具の世界を紹介します。

《牡丹唐草文蒔絵台付切子瓶》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《牡丹唐草文蒔絵台付切子瓶》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《牡丹唐草文蒔絵御所車形重箱》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《牡丹唐草文蒔絵御所車形重箱》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《牡丹唐草文蒔絵十種香箱》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《牡丹唐草文蒔絵十種香箱》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
写真左から:《源氏絵蒔絵書棚・黒棚・厨子棚》武蔵屋製 安政7年(1860) 川内由美子コレクション
写真左から:《源氏絵蒔絵書棚・黒棚・厨子棚》武蔵屋製 安政7年(1860) 川内由美子コレクション
《桐鳳凰図蒔絵牛車》 武蔵屋製 明治時代後期 田中家旧蔵雛人形・雛道具 長野県立歴史館蔵
《桐鳳凰図蒔絵牛車》 武蔵屋製 明治時代後期 田中家旧蔵雛人形・雛道具 長野県立歴史館蔵
《孔雀図蒔絵重箱》 武蔵屋製 明治時代後期 田中家旧蔵雛人形・雛道具 長野県立歴史館蔵
《孔雀図蒔絵重箱》 武蔵屋製 明治時代後期 田中家旧蔵雛人形・雛道具 長野県立歴史館蔵
《牡丹唐草文蒔絵唐机》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《牡丹唐草文蒔絵唐机》 七澤屋製 江戸時代後期~明治時代初期 川内由美子コレクション
《草花図金地書棚》 武蔵屋製 明治時代後期 田中家旧蔵雛人形・雛道具 長野県立歴史館蔵
《草花図金地書棚》 武蔵屋製 明治時代後期 田中家旧蔵雛人形・雛道具 長野県立歴史館蔵

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