GⅢ-Vol.158中村壮志展「潸潸、燦燦 | Echoes」熊本市現代美術館

GⅢ-Vol.158中村壮志展「潸潸、燦燦 | Echoes」熊本市現代美術館

称:GⅢ-Vol.158中村壮志展「潸潸、燦燦 | Echoes」熊本市現代美術館
会期:2025年1月25日(土)〜4月6日(日)
開館時間:午前10時から午後8時(展覧会入場は午後7時30分まで)
料金:無料
休館日:火曜日、2月12日(水) ※2月11日(火・祝)は開館
会場:熊本市現代美術館
住所:〒860-0845熊本県熊本市中央区上通町2-3
TEL:096-278-7500
URL:熊本市現代美術館

GⅢ-Vol.158中村壮志展「潸潸、燦燦 | Echoes」熊本市現代美術館
GⅢ-Vol.158中村壮志展「潸潸、燦燦 | Echoes」熊本市現代美術館

「潸潸、燦燦|Echoes」(さんさん、さんさん|エコーズ)は、熊本出身の美術家、映像作家 中村壮志の地元での初個展です。映画や文学、音楽、個人的な出来事などを起点に制作する中村は、今回、民俗文化である「雨乞い太鼓」に着想を得て、サウンドとオブジェクトで構成された新作のインスタレーションを発表します。光や音が明滅し、楽器、鉱物、家族の所有物 など部屋に置かれたオブジェクトが微細に振動し続ける、まるで異界の、または馴染み深い劇場のような空間が立ち現れます。中村は、「雨乞い太鼓」を呪術的行為と捉え、自然のその先に人が感知する「見えないもの」への「祈り」と「抵抗」という異なる感情のせめぎ合いから、人が自然や未知なるものと切り結ぶ関係のあり方を描き出します。近代的思考に潜在する二分法の境界に新たな地平を切り拓いていくその姿勢は、今の時代を生き抜く抵抗の狼煙(のろし)となるでしょう。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 収蔵作品展「Home」都城市立美術館
  2. 新春特別展「十六代永楽善五郎×近藤浩乎  源氏五十四帖茶陶展-陶と書の饗宴」古川美術館 爲三郎記念館
  3. 特別展「玄之会選抜展~かなの美」古川美術館 爲三郎記念館
ページ上部へ戻る