名称:特別展 「榑林コレクションと木下コレクション 白の細密工芸 ウニコール その類まれなる材の巧みの技」掛川市二の丸美術館
会期:2025年1月11日(土)〜3月23日(日)
会場:掛川市二の丸美術館
観覧料金:一般500円ほか
休館日:月曜日(1月13日、2月24日は開館)、1月14日、2月12日~2月14日、2月25日
住所:〒436-0079 静岡県掛川市掛川1142-1
TEL:0537-62-2061
URL:掛川市二の丸美術館
「ウニコール」という言葉、あるいはその存在をご存じだろうか? 頭に1本の角を持った中世ヨーロッパから伝わる伝説上の動物ユニコーン、北氷洋に生息する長い牙を持った海洋哺乳類イッカク(一角)、一般的にはその牙をウニコールとよんでいる。このイッカクの牙、実は日本では17世紀の江戸時代にオランダとの貿易を通じてもたらされた長い歴史が存在している。当時ウニコールは金と同様の価値で取引され、オランダ商館長から徳川将軍家へ献上されたほどの特別な貴重品であった。舶来後、根付をはじめさまざまな細密工芸品に用いられ、大変珍重されてきた。このようにウニコールを使用した装飾芸術品は世界に類例がない。
今回はウニコールコレクター榑林美喜男氏のコレクションから、約200点のウニコール根付と煙草入れを紹介する。さらに同館収蔵「木下コレクション」より、選りすぐりの煙草道具を合わせて展示。職人技が凝縮された双方のコレクションを楽しんでほしい。
※会期中展示替えあり
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