「穴をのぞく/むすんでひらいて、またむすぶ」ふくやま美術館

「穴をのぞく/むすんでひらいて、またむすぶ」ふくやま美術館

名称:「穴をのぞく/むすんでひらいて、またむすぶ」ふくやま美術館
会期:2025年1月2日(木)〜2025年3月30日(日)
会場:ふくやま美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   1月13日、2月24日は開館
   1月14日、2月25日は休館
入場料:一般 310円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒720-0067広島県福山市西町2-4-3
TEL:084-932-2345 
URL:ふくやま美術館

「穴をのぞく/むすんでひらいて、またむすぶ」ふくやま美術館
「穴をのぞく/むすんでひらいて、またむすぶ」ふくやま美術館

今季の所蔵品展は、作品の新たな見かたを提案する2つの特集展示です。
1つ目のテーマは「穴をのぞく」。私たちの身のまわりには、たくさんの「穴」があります。五円玉に洋服のボタン、ハサミの持ち手からマンホールまで……。穴の中には何があるのか、穴の向こうはどうなっているのか。つい覗いてみたくなる「穴」は、魅力にあふれた存在です。
一方で、「ドーナツを穴だけ残して食べる」ことができないように、穴そのものには実体がありません。でも、もし「穴を除く」ことができたとしたら?
この展覧会では、穴の開いた作品はもちろん、かつて穴があった作品、穴がなければ生まれなかった作品など、穴にまつわる作品を大特集。あなたが見たことのない「穴ザー・ワールド」へご案内します。
2つ目のテーマとなる「むすぶ」という動作も、私たち人間にとってなじみ深く、身近な行為です。例えば、靴紐をむすんだり、古紙を束ねたり、あるいは髪を結ったり。むすぶ対象やむすび方、目的はそれぞれに異なるものの、生活の中で、特に意識せず、おこなっていることでしょう。
一方、「むすぶ」という言葉の広がりに目を向ければ、もっといろいろな場面に「むすび」が潜んでいることに気づかされます。友人と約束をむすぶ、東西を陸路でむすぶ、植物が実をむすぶ……。このように、私たちの身のまわりは、さまざまな「むすび」であふれており、また、美術作品にもあらゆる「むすび」を見つけることができます。
本展では、この2つのテーマに沿って観覧していくと、たくさんの「穴」や「むすび」を見つけていただけるよう構成しています。それぞれの美術品を普段と違った角度から見ることで、新たな魅力の発見をすることができるでしょう。

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