「鶴の来る町ミュージアムコレクション 写実絵画の世界」美術館「えき」KYOTO

「鶴の来る町ミュージアムコレクション 写実絵画の世界」美術館「えき」KYOTO

名称:「鶴の来る町ミュージアムコレクション 写実絵画の世界」美術館「えき」KYOTO
会期:2025年2月19日(水)~3月30日(日) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
開館時間:10:00~19:30 入館締切:閉館30分前
入館料(税込):
   一般 1,000円(800円)
   高・大学生 800円(600円)
   小・中学生 500円(300円)
   ※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
   前売:
   【販売期間】2025年1月4日(土)~2月18日(火)
   【販売場所】当館チケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ、ローソンチケット
主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
監修:立島惠(佐藤美術館学芸部長)
特別協力:鶴の来る町ミュージアム
企画協力:株式会社アートワン
住所:〒600-8555京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町JR 京都伊勢丹7F
TEL:075-352-1111
URL:美術館「えき」KYOTO

「鶴の来る町ミュージアムコレクション 写実絵画の世界」美術館「えき」KYOTO
「鶴の来る町ミュージアムコレクション 写実絵画の世界」美術館「えき」KYOTO

写実絵画とは、従来の西洋絵画にあった神話や歴史、宗教と言ったテーマではなく、社会や日常生活などを客観的に描いたものをさします。19世紀中頃にフランスを中心に興った写実主義と言われたこの芸術様式は、後の印象派や表現主義などの近代美術に大きな影響を与えました。今日の日本の写実絵画は、一般には写真と見まがうばかりの絵をイメージするかもしれませんが、本来は現実あるいは対象を深く見つめることで、社会や人の本質を描き出そうとする画家たちの挑戦と言っても過言ではありません。
本コレクションの特徴は、いわゆる大家よりもむしろ中堅、若手に軸足が置かれ、ミュージアムピースと呼ばれる大作から濃密な筆致の小作品で構成され、そのモチーフも静物、人物、風景と、幅広くかつヴァリエーションに富んでいます。
本展は、鹿児島県出水市にある鶴の来る町ミュージアムの400点余りの写実絵画コレクションの中から厳選して展覧いたします。スマートフォンや高精細なデジタルカメラで誰にでも容易く対象を写し取れる時代に、画家自身の思いや眼差しをとおして、一筆一筆丹念に塗り重ね表現された写実絵画の世界を、是非この機会にお楽しみください。

藤原秀一 「デコポン」 2013年
藤原秀一 「デコポン」 2013年
曽根茂 「皐月の棚鏡」 2019-20年
曽根茂 「皐月の棚鏡」 2019-20年
中島健太 「始まりはなくそして終わりがあるという訳でもなく」 2010年
中島健太 「始まりはなくそして終わりがあるという訳でもなく」 2010年
青木敏郎 「桜と伊万里」 2016年
青木敏郎 「桜と伊万里」 2016年
塩谷亮 「蒼」 2004年
塩谷亮 「蒼」 2004年
大谷郁代 「日常という光」 2020年
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中上誠章 「ミント」 2021年
中上誠章 「ミント」 2021年
小木曽誠 「鶴の来る町」 2021年
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福井欧夏 「宵を待つ」 2017年
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