Life in Art “TOKYO ARTSCAPES 2024″「山のダイゴミ」展 ATELIER MUJI銀座

Life in Art "TOKYO ARTSCAPES 2024"「山のダイゴミ」展 ATELIER MUJI銀座

名称:Life in Art “TOKYO ARTSCAPES 2024″「山のダイゴミ」展 ATELIER MUJI銀座
会期:2025年1月31日(金)〜4月13日(日)
会場:ATELIER MUJI GINZA
開館時間:11:00 ─ 21:00
料金:無料
休館日:2月5日(水)
住所:〒104-0061  東京都中央区銀座3-3-5 無印良品銀座6F
TEL:03-3538-1311
URL:ATELIER MUJI 銀座

「余すことなく使う。」
これこそ、無印良品が考えるものづくりの醍醐味(ダイゴミ)である。
現在、山に生えている木のうち、家具や建材などに使う部分はごく一部で、使いにくい枝や葉、短い丸太、製材の過程で出る樹皮や端材のほとんどは、燃やされたり土に還るのを待つばかりです。50年近く人の手で大切に育てられた木のほとんどが、人目に触れる事なく姿を消していきます。
1980年、無印良品は、見栄えをよくするために形が揃った胴体の部分だけを使った鮭の缶詰に疑問を感じ、鮭の頭や尻尾まで全てを使った缶詰を発売しました。「しゃけは全身しゃけなんだ。」このコピーには、資源を余すことなく大切に使おうという想いが込められており、現在も無印良品のものづくりの基礎となっています。
本展では一見ゴミに見えるものも、視点を変え工夫してものづくりをおこなうことを醍醐味(ダイゴミ)として、宮崎県の森林産業関係者の協力のもと、使いにくいとされる素材の現物と一緒に「木も全身木なんだ。」と捉え、ものづくりの可能性を探ります。
私たちのくらしにとって、木の利用がどれほど大きな関わりを持っているのか、  山にどのように影響するのかを知り、共生を考えることで、 持続可能な私たちの未来につながるきっかけになれば幸いです。

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