岡山カルチャーゾーン40周年記念展「ウルトラ超絶技巧の世界 -雲類×青江派+正阿弥勝義-」林原美術館

蘆葉達磨像 正阿弥勝義作 明治時代

名称:岡山カルチャーゾーン40周年記念展「ウルトラ超絶技巧の世界 -雲類×青江派+正阿弥勝義-」林原美術館
会期:2025年9月20日(土)~11月16日(日)
会場:林原美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日休館(祝日等休日の場合は翌日)
住所:〒700-0823岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
TEL:086-223-1733
URL:林原美術館

鎌倉時代後期から南北朝時代に、岡山市北区御津の地において活躍した刀匠一派を宇甘派と言い、通字に「雲」を用いて、雲生・雲次・雲重と続いたことから雲類とも呼ばれた刀匠たちがいました。作風は同じ備前国の長船派とは異なり、山城国来派や備中国青江派に近似しており、出自を含めなぞの多い刀匠たちです。透明感のある鋼、穏やかで明るい刃文、激しい映りを表現した雲類の作品は、まさに鉄の超絶技巧品です。
あわせて岡山藩のお抱え金工師から、廃刀令以降は装剣金工の技をもとに、超絶技巧の金工品を製作して万博などへ出品、世界をうならせた岡山を代表する巨匠・正阿弥勝義の館蔵作品のすべてを公開いたします。岡山の地で活躍した新旧・超絶技巧の競演をご覧いただきます。

蘆葉達磨像 正阿弥勝義作 明治時代
蘆葉達磨像 正阿弥勝義作 明治時代

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