
名称:小企画展「美味しい美術館 食をめぐる器と絵画」鹿児島市立美術館
会期:2025年4月1日(火)〜5月11日(日)
会場:鹿児島市立美術館
観覧料金:一般300円ほか
休館日:月曜日(4月28日、5月5日は開館)、5月7日
住所:〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町4-36
TEL:099-224-340
URL:鹿児島市立美術館
本展では、茶碗や茶家を中心とした器や、食材を描いた絵画といった、食にまつわる〝美味しい〟作品を紹介する。
薩摩焼や備前焼などの伝統工芸から、宮之原謙ら近現代作家まで、多様な陶磁器を展示。陶芸家による作品だけでなく、画家の黒田清輝が絵付けを施した器もある。形や色、質感、釉薬の表情など、それぞれに味わい深い器たち。普段の美術館では作品として鑑賞されている皿や茶碗も、料理を盛り付けるとしたら?お茶を飲むとしたら?など、使うシーンを想像すると新たな発見があることだろう。使ってみたい、あなた好みの器を見つけてみてほしい。
野菜、果物、肉、魚…食材は静物画のモチーフとして絵画の材料にもなる。本物そっくりに写実的に描いたり、形の特徴をデフォルメしたり…橋口五葉、有島生馬、海老原喜之助、草間彌生など様々な作家による表現が楽しめる。また、台所や食卓を舞台にした作品には、食材と共に器も登場。色彩や造形などモチーフとしての面白さにも注目してほしい。
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