
名称:田辺市20周年記念特別展「河野愛 灯台へ、」熊野古道なかへち美術館
会期:2025年4月12日(土)〜6月8日(日)
会場:熊野古道なかへち美術館
観覧料金:一般400円ほか
休館日:月曜日(5月5日は開館)、4月30日、5月7日
住所:〒646-1402和歌山県田辺市中辺路町近露891
TEL:0739-65-0390
URL:熊野古道なかへち美術館

布、陶やガラス、収集した骨董、写真などを複合的に用いながら、場所や人の記憶、時間をテーマにしたインスタレーションを発表し続けている河野愛(1980~)の近作を紹介する。
河野は2007年に京都市立芸術大学大学院美術研究科染織専攻を修了し、近年は、「Soft Territory かかわりのあわい」(滋賀県立美術館/2021)、紀南アートウィーク(同実行委員会、和歌山県/2021)、なつやすみの美術館14 河野愛「こともの、と」(和歌山県立近代美術館/2024)などで作品を発表している。今回は、灯台を記憶や時間の標識として河野の作品を象徴的に表す言葉とし、展覧会のタイトルを「灯台へ、」としている。田辺市立美術館と熊野古道なかへち美術館、二つの美術館を会場にして開催される。
熊野古道なかへち美術館では、異物や異者を示す古語から名づけられた〈こともの〉シリーズを展示。自身の体内から生まれ出た存在でありながら、異者のように感じたという幼子の肌のくぼみに真珠を挟み込んだ河野の私的な写真を用いたインスタレーションや、母としての視点を他者と共有したプロジェクトを展示する。
田辺市立美術館では展示室1~2で同時開催される。
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