「近代日本画のトップランナー 竹内栖鳳」愛知県美術館

《アレ夕立に》1909年 髙島屋史料館 (通期展示)

名称:「近代日本画のトップランナー 竹内栖鳳」愛知県美術館
会期:2025年7月4日(金)~2025年8月17日(日)
   会期中一部展示替えあり
   前期:7月4日(金)~7月27日(日)
   後期:7月29日(火)~8月17日(日)
会場:愛知県美術館
時間:10:00~18:00
   金曜日は20:00まで
   (最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、7月22日(火)、8 月12日(火)
   ※ただし 7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館
観覧料:未定
住所:〒461-8525愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知 芸術文化センター10F
TEL:052-971-5511
URL:愛知県美術館

重要文化財《絵になる最初》1913年 京都市美術館(7/4~7/21)
重要文化財《絵になる最初》1913年 京都市美術館(7/4~7/21)

「西の栖鳳・東の大観」——近代京都画壇の筆頭格として東京の横山大観と並び称された竹内栖鳳は、元治元年(1864)、幕末の京都に生まれました。画家たちが時代に即した新しい絵画を模索していた明治初期、円山応挙や呉春の流れをくむ円山・四条派から出発した栖鳳もまた、伝統の継承だけにとどまらない新しい日本画を描こうと試行錯誤しました。従来の日本絵画の枠組みにおさまらない栖鳳の挑戦は、ときに批判の対象となりました。しかし栖鳳は絶え間ない修練に裏打ちされた抜群の筆技を下地とし、次々と新機軸を打ち出して、伝承と革新の双方を体現していったのです。
さらに栖鳳は上村松園(うえむらしょうえん)や土田麦僊(つちだばくせん)をはじめ多くの優秀な次世代を育てました。明治・大正・昭和を駆け抜け、創作者として先頭を進み、教育者として後進の範となった近代日本画のトップランナー・竹内栖鳳。本展では、《絵になる最初》(重要文化財 京都市美術館)などの代表作をはじめとする初期から晩年までの作品や資料を通して、栖鳳の画業を振り返るとともに、その表現世界の多様さを紹介します。

《小春》1927年 海の見える杜美術館(後期展示)
《小春》1927年 海の見える杜美術館(後期展示)
《アレ夕立に》1909年 髙島屋史料館 (通期展示)
《アレ夕立に》1909年 髙島屋史料館 (通期展示)

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