
名称:「芸術と自然とのふれあい ガレ・ドーム展」日本橋三越本店
会期:2025年5月14日(水) ~ 2025年5月19日(月)
会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
最終日午後5時終了
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

トンボ文花瓶
高さ:19.5㎝
制作年:1905~1910年
19世紀末から20世紀にかけて流行したアール・ヌーヴォー。
ガラス工芸においてその才能を見事に開花させた巨匠エミール・ガレとドーム兄弟の作品をこのたび日本橋三越本店にて展覧いたします。
エミール・ガレは、当時流行したジャポニズムのエッセンスや、植物学・海洋学から着想した意匠の傑作を数多く発表し、万国博覧会での受賞を重ね国際的に評価されました。革新的な技術を取り入れるなど様々な研究成果は後世に多大な影響を与えました。
ドーム兄弟はナンシーにて父のガラス工房を引き継ぎ、兄のオーギュストは経営を、弟のアントナンは芸術的なセンスを生かしたプロデュースを務め、ガレとナンシー派を組織して装飾芸術の評価を高めることに情熱を注ぎました。パリ万博ではグランプリを受賞するなど、植物の緻密な描写や絵画的に表現された風景の作品などで一世を風靡します。
本展ではガラス工芸品の新しい表現を追求し、その芸術的価値を高めたエミール・ガレとドーム兄弟のランプ、花瓶など優品を一堂に展観する機会となります。昨今再び見直されている往時の日本文化の影響も感じながらごゆっくりとお楽しみいただければ幸いです。

イヌサフラン文花器
高さ:9㎝ 幅:17.5㎝
制作年:1900年頃
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