展覧会・博物館・美術館・記念館

名称：天理大学創立百周年記念・天理ギャラリー第183回展「漱石・子規・鷗外―文豪たちの自筆展―」天理ギャラリー
会期：2025年5月18日～2025年6月15日
会場：天理ギャラリー
開館時間：9:30～17:30（入場は17:00まで）
休館日：会期中無休　5月18日(日)～6月15日(日)
観覧料：600円（高校生以下無料）
住所：〒101-0054東京都千代田区神田錦町1-9　東京天理ビル9F
TEL：03-3292-0502
URL：天理ギャラリー

近代国家へと突き進む明治の時代。新たな日本を夢見た若者たちが、それぞれの立場で文化を花咲かせました。夏目漱石・正岡子規・森鷗外の三人も、近代文学の先駆者として、多大な影響を及ぼしています。
　彼らの没後百年あまりを経て、本年の展覧会では、天理図書館が所蔵する多数の近代文学資料より、漱石・子規・鷗外の自筆原稿類を中心に展示することとしました。作家自らの手書きによる原稿は、その作家や作品研究のうえにおいて第一級の資料です。様々な推敲跡や編集による書き入れなど、紙面からは今も彼らの息遣いが聞こえるようです。
　同時代を生きた三人が、ときに関わりを持ちながら、どういう人生を送ったのか。展示された様々な文学作品を通じて、その一端に触れていただければ幸いです。