「川端龍子展」碧南市藤井達吉現代美術館

  • 2025/7/17
  • 「川端龍子展」碧南市藤井達吉現代美術館 はコメントを受け付けていません
川端龍子 《百子図》 昭和24年 大田区立龍子記念館

名称:「川端龍子展」碧南市藤井達吉現代美術館
会期:2025年9月13日(土)~2025年11月3日(月・祝)
   前期 9月13日(土)〜10月5日(日)
   後期 10月7日(火)〜11月3日(月・祝)
   ※期間中、一部の作品の展示替えあり
会場:碧南市藤井達吉現代美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、9月16日(火)、10月14日(火)
   ※ただし9月15日、10月13日、11月3日は開館
観覧料:一般 1,000円(800円)
   高大生 600円(480円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は、20名以上の団体割引料金
   市内在住・在学の高校生、市内在住の65歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料。受付に証明証を要提示
住所:〒447-0847 愛知県碧南市音羽町一丁目1番地
TEL: 0566-48-6602
URL:碧南市藤井達吉現代美術館

川端龍子 《爆弾散華》 昭和20年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《爆弾散華》 昭和20年 大田区立龍子記念館

明治・大正・昭和という激動の時代を生き、「会場芸術」を掲げて圧倒的なスケールで超大作を生み出した日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし 1885-1966)。龍子は和歌山県に生まれ、上京して洋画家としてその画業を始めます。後に渡米し、ボストン美術館で見た日本の古美術に感銘を受け、1914(大正3)年に日本画に転向。その後、再興日本美術院展を舞台に、洋画の手法を取り入れつつ、次第に作品の巨大化を試みます。日本画の枠にとらわれない個性豊かな作品は、院展で異彩を放ちましたが、1928(昭和3)年に同院を脱退。翌年に、在野の日本画団体「青龍社(せいりゅうしゃ)」を自ら主宰し、そこから30年以上にわたって画壇をリードしていきます。龍子は、青龍社で「会場芸術」を掲げ、時代性を意識したテーマを圧倒的なスケールで描き出し、人々をあっと驚かせ、それまでの「床の間芸術」とは異なる新しい日本画のスタイルを確立させました。
本展は、大田区立龍子記念館の全面的な協力を得て開催するものです。同館が所蔵する初期の洋画、スケッチや挿絵、晩年までの日本画の大作を通して、50年以上にわたった龍子の画業を紹介します。なお、碧南市藤井達吉現代美術館の館名の一部となっている藤井達吉(1881-1964)は、初期の制作活動において龍子との関係が深かったという縁があります。生誕140年を迎え、今なお人々を魅了する大迫力の龍子作品をお楽しみください。

川端龍子 《草の実》 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《草の実》 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《草の実》(部分) 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《草の実》(部分) 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《草の実》(部分) 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《草の実》(部分) 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《夢》 昭和26年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《夢》 昭和26年 大田区立龍子記念館

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