「没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く」ひろしま美術館

  • 2025/8/6
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「没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く」ひろしま美術館

名称:「没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く」ひろしま美術館
会期:2025年9月13日(土)〜2025年11月3日(月)
会場:ひろしま美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:会期中無休
入場料:一般 2000円、大学生・高校生 1000円、中学生・小学生 500円、65歳以上 1800円、未就学児・障がい者手帳提示
住所:〒730-0011広島県広島市中区基町3-2 中央公園内
TEL:082-223-2530
URL:ひろしま美術館

鴨居玲《教会》1976年 笠間日動美術館
鴨居玲《教会》1976年 笠間日動美術館

当館所蔵作家である鴨居玲(1928-85)は、その没後、回顧展が5年ごとに開催されてきました。本展はその8回目となりますが、洋画家としては異例の回数であり、その独特な作風に対する人気の高さを物語っています。戦後の奇才と称された鴨居は、生涯をかけて「人間とは何か」を絵にした画家でした。自身にとっての「写実」とは「見えないもの」、すなわち自身の理念を描くことであるとした鴨居の作品は、独特な仄暗い色彩表現を用いることで劇的に演出された、自己のロマンティシズムに基づくモティーフの誇張表現が目を引きます。制作において、モティーフの選択に一番時間をかけた鴨居にとって、モティーフは彼が心惹かれ焦がれる人間の性さがを表現するために重要なものでした。

鴨居玲《1982年 私》 1982年 石川県立美術館
鴨居玲《1982年 私》 1982年 石川県立美術館
鴨居玲《蛾と老人》1968年 石川県立美術館
鴨居玲《蛾と老人》1968年 石川県立美術館
鴨居玲《肖像》1985年 個人蔵
鴨居玲《肖像》1985年 個人蔵

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