「アルベルト・ヨナタン・セティアワン-Sugar Poetry」ZENBI -鍵善良房
- 2025/9/1
- 京都府
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名称:「アルベルト・ヨナタン・セティアワン-Sugar Poetry」ZENBI -鍵善良房
会期:2025年8月9日(土) 〜 2025年12月21日(日)
会場:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
料金:一般:1,000円
大学・高校・中学生:700円
小学生以下:無料
障がい者手帳等をお持ちの方:700円
住所:〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570-107
TEL:075-561-2875
URL:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM

インドネシア出身のアーティスト、アルベルト・ヨナタン・セティアワンによる、日本の美術館では初めてとなる個展を開催します。
今回、京都の和菓子店である鍵善良房が設立した美術館である「ZENBI」で展覧会を開催するにあたり、セティアワンは”砂糖”に注目しました。砂糖は鍵善良房で300年近くにわたって受け継がれてきた菓子作りの主原料です。
セティアワンは手彫りの木型に砂糖を押し固め、様々な動植物の形を作り出すプロセスに魅了され、本展にてそれらのモチーフを自身が扱い慣れている陶土と、粒子の細かい日本の砂糖(和三盆)のふたつを使用し新たな解釈で展開。それらの形を用いて、親密さと違和感を同時に呼び起こすような、複雑で瞑想的そして反復性のある幾何学的な作品を生み出しました。
「Sugar Poetry」は、砂糖のようにありふれた材料が文化的な意味を持つものへ変わるという、相反する側面の変化の過程を詩的に投影した展覧会です。
本展では、こうした変化の過程がはらむ儚さに対するセティアワンの探求心を、ドローイングや映像作品、インタラクティブパフォーマンスといった様々な表現でご紹介します。
作家と鍵善良房が共に作り上げた作品に、ぜひご注目ください。
アルベルト・ヨナタン・セティアワン
1983年インドネシア生まれ。2012年バンドン工科大学視覚芸術専攻修士課程を修了後、2020年京都精華大学大学院芸術研究科博士課程にて博士号を取得。現在は東京にて活動。主な展示に「第55回ヴェネチア・ビエンナーレ」(2013)、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」森美術館(2017)、「コンテンポラリー・ワールド:インドネシア」オーストラリア国立美術館(2019)など。









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