「樋口一葉・その文学と生涯-貧しく、切なく、いじらしく」仙台文学館
- 2025/9/19
- 宮城県
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名称:「樋口一葉・その文学と生涯-貧しく、切なく、いじらしく」仙台文学館
会期:2025年10月4日(土)〜2025年12月14日(日)
会場:仙台文学館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
10月13日、11月3日・24日は開館
10月23日、11月4日・25日・27日は休館
入場料:一般 810円、高校生 460円、中学生・小学生 230円
住所:〒981-0902宮城県仙台市青葉区北根2-7-1
TEL:022-271-3020
URL:仙台文学館

「たけくらべ」「大つごもり」「にごりえ」などの作品で知られる樋口一葉(1872~1896/明治5年~明治29年)。父と兄を失い、戸主として母と妹を養わなければならなかった一葉は、文筆で生計を立てることを志したもののうまくいかず、困窮した生活に苦しみます。そうした日々の中でも、なお「書く」ことを最後まで手放さなかった一葉が、短い生涯のなかで残した二十数作品の多くは、その死後高い評価を得て現代に至っています。
今回の展示では、日本近代文学館の企画協力のもと、一葉作品の草稿・日記・雑記などの自筆資料のほか、一葉が和歌を学んだ「萩の舎(はぎのや)」の人々、小説の師として大きな影響を与えた半井桃水(なからいとうすい)、そして「文学界」同人など文壇の人々との交流を示す書簡類等を展示します。これらの資料からは、二十四年の一葉の生涯とその暮らしぶり、そして一葉とその作品をめぐる人間模様をうかがうことが出来ます。また仙台文学館独自のコーナーとして、一葉と同時代に生き、もの書くことを志した東北の女性―若松賤子(わかまつしずこ 1864~1896/元治元年~明治29年)、田澤稲舟(たざわいなぶね 1874~1896/明治7年~明治29年)、相馬黒光(そうまこっこう 1875~1955/明治8年~昭和30年)―を取り上げ、明治に生きた女性たちの姿を紹介するほか、初代館長である井上ひさしの代表戯曲『頭痛肩こり樋口一葉』に関する資料も紹介します。








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