「喜多川歌麿と栃木の狂歌」栃木市立美術館

  • 2025/9/25
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「喜多川歌麿と栃木の狂歌」栃木市立美術館

名称:「喜多川歌麿と栃木の狂歌」栃木市立美術館
会期:2025年10月10日(金)〜2025年12月14日(日)
会場:栃木市立美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
   10月14日、11月4日・11日・12日・25日は休館
入場料:一般・大学生・高校生 800円、中学生以下 無料
住所:〒328-0016  栃木県栃木市入舟町7-26
TEL:0282-25-5300
URL:栃木市立美術館

「喜多川歌麿と栃木の狂歌」栃木市立美術館
「喜多川歌麿と栃木の狂歌」栃木市立美術館

喜多川歌麿(?~1806)は江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。特に美人画を得意としており、女性の機微を捉え繊細に表現された歌麿の浮世絵は、時代を越えて多くの人の心を惹き付けました。
一方で歌麿は名だたる狂歌師と繋がりがあり、豪華な狂歌入り版本の挿絵や、狂歌入りの浮世絵版画も手掛けました。
江戸時代、特に天明期(1781~89)に流行した文芸である狂歌は、五・七・五・七・七の和歌の形式をとっておかしみや風刺を込めて詠むもので、江戸を中心として地方にも広がります。栃木でも同様に狂歌が流行していたことがわかっており、その流行をけん引したうちの一人が豪商の通用亭徳成(善野喜兵衛、通称 釜喜)です。徳成は歌麿と交流があり、浮世絵の中にその名が記されることもありました。更に、徳成の叔父である善野伊兵衛(通称 釜伊)は、歌麿の大作、肉筆画三部作「品川の月」「吉原の花」「深川の雪」の依頼者であるといわれています。
歌麿の画業や同時代の絵師たちによる華々しい浮世絵版画と肉筆画、そして栃木や各地方の狂歌やその発展といった、身近な知と美をたくましく貪欲に楽しんだ江戸庶民の文化をご紹介します。

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