「鈴木繁男 手と眼の創作」豊田市民芸館
- 2025/9/25
- 愛知県
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名称:「鈴木繁男 手と眼の創作」豊田市民芸館
会期:2025年10月11日(土)〜2026年1月12日(月)
会場:豊田市民芸館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
10月13日、11月3日・24日、1月12日は開館
12月28日〜1月4日は休館
入場料:一般 800円、大学生・高校生 600円、中学生以下 無料
住所:〒470-0331愛知県 豊田市平戸橋町波岩86-100
TEL:0565-45-4039
URL:豊田市民芸館

金蒔絵師の次男として静岡市に生まれた鈴木繁男(1914-2003)は、幼少期から漆芸を仕込まれ模様を生む能力を育んでいきました。その非凡な才能をいち早く認めた柳宗悦は唯一の内弟子として1935年に鈴木を入門させます。柳から工芸や直観についての厳しい指導を受け、開館前の日本民藝館陳列ケースや展示台への拭漆塗りなどを任されました。鈴木の仕事が初めて衆目を集めたのは雑誌『工藝』の装幀で、和紙に漆で描かれたその表紙は、多くの民藝関係者や読者を驚かせました。陶磁器、装幀、漆絵など多岐にわたる鈴木作品の特質は、筆や型を用いて施された模様の独自性にあります。古今の工芸品から滋養分を受け取り、それを十分に咀嚼して生み出した品格ある模様は、今も燦然たる光彩を放っています。また一方、柳に鍛えられた眼による創作も忘れてはなりません。鈴木が蒐集した古作の優品は日本民藝館のコレクションにも見ることができ、その中で確かな位置を占めています。本展は日本民藝館(東京)で開催された「鈴木繁男 手と眼の創作」の巡回展として開催します。これまで認知されることの少なかった工芸家・鈴木繁男の手と眼による創作を展観し、約半世紀にわたる多彩な仕事を紹介します。








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