「生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 -その魂の召喚-」美術館「えき」KYOTO

  • 2025/10/3
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「生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 -その魂の召喚-」美術館「えき」KYOTO

名称:「生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 -その魂の召喚-」美術館「えき」KYOTO
会期:2025年10月11日(土)~11月16日(日) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
開館時間:10:00~19:30 (入館締切:閉館30分前)
入館料(税込):
   一般 1,200円(1,000円)
   高・大学生 1,000円(800円)
   小・中学生 500円(300円)
   ※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
   ※高・大学生の方は学生証をご提示ください。
   前売:
   【販売期間】2025年8月30日(土)~10月10日(金)
   【販売場所】当館チケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ(Pコード687-319)、ローソンチケット(Lコード55752)主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
監修:山下裕二(美術史家・明治学院大学教授)
企画協力:株式会社アートワン
住所:〒600-8555京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町JR 京都伊勢丹7F
TEL:075-352-1111
URL:美術館「えき」KYOTO

《未完成の塔》個人蔵(練馬区立美術館寄託)
《未完成の塔》個人蔵(練馬区立美術館寄託)

昭和に改元される前年の大正14年(1925)に生まれ、昭和61年(1986)に没した牧野邦夫は、まさに「昭和という時代を生きた画家」でした。昭和18年(1943)、東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科に入学、伊原宇三郎、安井曾太郎から指導を受けますが、同20年(1945)5月に召集され、翌年復学。同23年(1948)に卒業したのちは、特定の絵画団体などに所属することなく、個展を開催して発表を続けます。終生、権威的な画壇とは無縁だった牧野の作品は、美術館にはほとんど収蔵されず、個展を開催するたびに、熱心な個人コレクターが買い求めて、その多くは秘蔵されてきました。少年の頃に憧れたレンブラントを終生敬愛し、古典的な写実技法を突き詰めた創作を模索し続けた牧野。本展は、2013年に開催された2回目の回顧展から12年の時を経て、牧野の生誕100年を記念した展覧会です。コレクターの方々が秘蔵する作品を中心に、昭和時代を駆け抜けた牧野の画業を振り返るとともに、令和の時代にその作品の意義を問いかけます。牧野邦夫は、モダニズムなど眼中になく、終生、ある意味愚直に描き続けた人でした。そんな彼の絵描き魂が召喚され、この令和の時代に、昭和の画家が甦ります。

牧野邦夫 《黒い布つけた自画像》 昭和50年(1975年) 個人蔵
牧野邦夫 《黒い布つけた自画像》 昭和50年(1975年) 個人蔵
牧野邦夫 《引っ越し》 昭和57年(1982年) 個人蔵
牧野邦夫 《引っ越し》 昭和57年(1982年) 個人蔵

牧野邦夫 《屋上の邪保》 昭和41年(1966年) 個人蔵
牧野邦夫 《屋上の邪保》 昭和41年(1966年) 個人蔵

牧野邦夫 《インパール(高木俊朗作品より)》 昭和55年(1980年) 練馬区立美術館
牧野邦夫 《インパール(高木俊朗作品より)》 昭和55年(1980年) 練馬区立美術館
牧野邦夫 《京都のバス》 昭和59年(1984年) 個人蔵
牧野邦夫 《京都のバス》 昭和59年(1984年) 個人蔵
「生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 -その魂の召喚-」美術館「えき」KYOTO
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