企画展「くらしとムシ―生活・信仰・文化財―」大磯町郷土資料館

  • 2025/10/22
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企画展「くらしとムシ―生活・信仰・文化財―」大磯町郷土資料館

名称:企画展「くらしとムシ―生活・信仰・文化財―」大磯町郷土資料館
会期:2025年11月1日〜2026年1月25日
会場:大磯町郷土資料館(企画展示室)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館)、年末年始(12月29日〜1月3日)
入場料:無料
住所:〒255-0005 神奈川県大磯町西小磯446-1
TEL:0463-61-4700
URL:大磯町郷土資料館

企画展「くらしとムシ―生活・信仰・文化財―」大磯町郷土資料館
企画展「くらしとムシ―生活・信仰・文化財―」大磯町郷土資料館

概要:
本企画展「くらしとムシ―生活・信仰・文化財―」は、人間の生活と密接に関わってきた“虫”を、生活文化・民俗・信仰の観点から多角的にとらえる展覧会である。古来、日本人は虫に対して多様な感情を抱き、時に愛玩し、時に畏れ、また実生活の中で活用してきた。展示では、害虫・益虫といった分類を超え、衣食住や農耕、信仰儀礼、芸術表現のなかに息づく虫との関係性を、地域の資料や文化財を通して紹介する。
例えば、養蚕業における「お蚕さま」への信仰や、虫送りなど農村儀礼に見られる虫との共生の思想、また漆器・染織・薬品づくりにおける虫由来の素材利用など、虫が暮らしの深層に根付いてきた姿を、実物資料・古文書・映像などを交えて解説する。さらに、文学や俳諧、美術の中に描かれた虫のイメージを通して、自然観・生命観の変遷にも光を当てる。
本展は、大磯町に伝わる生活文化や民俗資料の再評価を目的としており、「虫」を通じて人と自然の関係を見直すきっかけを提供するものである。子どもから大人まで幅広い来館者が、虫とともに生きてきた日本の知恵と美意識を再発見できる内容となっている。

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