企画展「ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術」米沢市上杉博物館

企画展「ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術」米沢市上杉博物館

名称:企画展「ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術」米沢市上杉博物館
会期:2025年11月29日(土)〜2026年1月25日(日)
会場:米沢市上杉博物館(山形県米沢市)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月27日~1月1日)
入場料:一般590円(470円) 高大生190円(150円) 小・中学生無料 ※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒992-0052 山形県米沢市丸の内1-2-1
TEL:0238-26-8001
URL:米沢市上杉博物館

企画展「ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術」米沢市上杉博物館
企画展「ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術」米沢市上杉博物館

概要:
イタリアの芸術家ブルーノ・ムナーリ(1907–1998)は、「美術」の敷居を下げ、日常に潜む形や色の面白さ、美しさを引き出した革新的な表現者である。プロダクトデザイン、グラフィック、絵本制作、子どもの造形教育など、多彩な分野で活動し、独創とユーモアに満ちた作品を発表した。アートは鑑賞に留まらず、想像力を刺激し、生活を豊かにする存在だと考えたムナーリは、日常に潜むアートの「種」を見出し、五感を呼び覚ます作品群を展開した。本展では約300点の作品や資料を通じ、彼の「美術に出会う前の美術」という理念に触れ、視覚的表現の可能性を体験できる。米沢市上杉博物館での開催は19年ぶり2回目となる。

作家略歴:
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari, 1907–1998)は、イタリア・ミラノ生まれ。20世紀を代表するデザイナー・芸術家・教育者の一人。未来派運動に関わりながら、機械的動きや光、形の変化を探求し、のちに独自の美学を確立。グラフィックデザインやプロダクトデザインの分野でも活躍し、アルテミデやオリベッティなどの企業と協働。さらに児童の造形教育にも注力し、創造力を育むワークショップや絵本を数多く手掛けた。代表作に《役に立たない機械》シリーズ、『かたちの不思議』、『木をかこう』などがある。晩年まで探究心を失わず、アートを「生活の延長」としてとらえ続けた。

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