「47えんぎもの展」渋谷ヒカリエ 8

名称:「47えんぎもの展」渋谷ヒカリエ 8
会期:2025年11月14日(金)~2026年3月15日(日)
会場:渋谷ヒカリエ 8/ d47 MUSEUM
開館時間:12:00~20:00(12月31日は18:00まで)
休館日:1月1日・2日
入場料:ドネーション形式(任意寄付制)
住所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F
TEL:03-6427-2301
URL:渋谷ヒカリエ 8/ d47 MUSEUM
概要:
「47えんぎもの展」は、d47 MUSEUMの第37回企画展として開催される、47都道府県それぞれの“縁起物”をテーマにした展覧会である。日本各地には、幸福を招き、厄を払い、豊穣や安全を祈るための多様な縁起物が存在してきた。しめ縄やだるま、招き猫といった全国的に知られるものから、今では特定の地域にしか残っていない民俗的な工芸品、験担ぎの食べ物、文様などまで、地域ごとの信仰や生活に根ざした「心のよりどころ」が紹介される。
展覧会では、47都道府県を横断的に見渡す構成で、各地の縁起物がどのような歴史的背景と人々の願いの中から生まれたのかを探る。民俗学的視点だけでなく、現代のデザインや地域工芸としての側面にも注目し、縁起物が地域のアイデンティティとしてどのように継承されているのかを提示する。展示空間では、実際の縁起物とともに、その土地の人々の言葉や制作現場の映像も交え、来場者が日本文化の多様な信仰・祈りの形に触れることができる。
また、本展は「ロングライフデザイン」を掲げるd47 MUSEUMの理念のもと、伝統文化の継承と未来への再解釈を意図しており、古来より続く祈りの形を“現在の暮らしのデザイン”として捉え直す試みでもある。訪れる人々は、展示を通して「願う」「祈る」「信じる」という行為そのものの意味を再考する機会を得るだろう。








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