篠田有史 「クラリスとカルロ~マニラの墓地で生まれ育った子どもたち」コートヤードHIROO

  • 2025/11/12
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篠田有史 「クラリスとカルロ~マニラの墓地で生まれ育った子どもたち」コートヤードHIROO

名称:篠田有史 「クラリスとカルロ~マニラの墓地で生まれ育った子どもたち」コートヤードHIROO
会期:2025年12月5日(金)~2025年12月21日(日)
会場:コートヤードHIROO
開館時間:12:00~19:00
休館日:月曜日、日曜日
入場料:無料
住所:〒106-0031 東京都港区西麻布4-21-2
TEL:03-6427-6724
URL:コートヤードHIROO

概要:
写真家・篠田有史による本展「クラリスとカルロ~マニラの墓地で生まれ育った子どもたち」は、フィリピン・マニラに実在する墓地を舞台に、そこに生きる子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー写真展である。墓地という極限の生活環境の中で育ちながらも、日常を生きる子どもたちの笑顔、友情、そして誇りを写し取ることで、貧困や社会的境遇を超えた「人間の尊厳」を見つめ直す試みとなっている。

篠田は長期的な取材を通じて、現地の人々と信頼関係を築き、彼らの日々の営みを生活者の目線で捉えている。写真は単なる記録ではなく、カメラの向こうにある「関係の時間」を映し出すものとして提示され、観る者に問いを投げかける。暗いテーマでありながらも、そこには確かな生命の輝きが宿り、都市の片隅に生きる人々の強さとやさしさが浮かび上がる。

展示構成は、マニラ北部の墓地群で撮影されたシリーズを中心に、クラリスとカルロという二人の子どもを軸に展開。観客は彼らの目を通して、都市の影と光、そして「生きることの意味」に触れることになる。社会的現実と人間的希望が交錯するこの写真展は、現代におけるドキュメンタリー写真の可能性を改めて提示している。

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