「ジャンピエールテンシン Requiem Playground 80年目の巡礼」現代美術製作所

「ジャンピエールテンシン Requiem Playground 80年目の巡礼」現代美術製作所

名称:「ジャンピエールテンシン Requiem Playground 80年目の巡礼」現代美術製作所
会期:2025年11月22日~2025年12月07日
会場:現代美術製作所
開館時間:12:00~18:00
休館日:水曜日
入場料:無料
住所:〒602-0065 京都市上京区挽木町518 ANEWAL Gallery 
TEL:記載なし
URL:現代美術製

概要:
本展は、ジョゼフ・コーネルのBOXアートに影響を受け、人形・アニメーション・映像・パフォーマンスなど多彩な表現領域で活動するジャン・ピエール・テンシンの京都初個展である。2000年のクリスマスに作家が辿ったアンネ・フランクの足跡の旅を基盤に、鎮魂と記憶の継承、未来への祈りを込めたインスタレーションを展開する。鉄道模型やドールハウスなど、童心を刺激するオブジェを交えつつ、〈Requiem Playground〉=「鎮魂の遊技場」として、来場者が静かな巡礼の旅を体験する構成となっている。
また、近隣の大本山妙蓮寺で開催される関連グループ展にも参加し、二つの会場を巡ることで「記憶と祈りの旅」が完結する仕掛けが施される。現代美術製作所2階ではBOX美術やアニメーション作品も同時展示され、多様な素材を小宇宙のようにコラージュする独自の世界観が紹介される。アンネ・フランク没後80年という節目に、戦争・差別・暴力の現実と記憶の風化に抗う表現として位置づけられた展覧会である。

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