「中川一政の画と書―生きた線の力―」白山市立松任中川一政記念美術館

「中川一政の画と書―生きた線の力―」白山市立松任中川一政記念美術館

名称:「中川一政の画と書―生きた線の力―」白山市立松任中川一政記念美術館
会期:2025年12月3日~2026年3月1日
会場:白山市立松任中川一政記念美術館
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(1/12・2/23は開館)、1/13、2/24、年末年始(12/29~1/3)
入場料:一般200円(団体100円)、高校生100円(団体50円)、中学生以下無料、障がい者手帳提示者と介護者1名無料
住所:〒924-0888 石川県白山市旭町61-1
TEL:076-275-7532
URL:白山市立松任中川一政記念美術館

中川一政 ≪駒ヶ岳≫ 1973年

80.3×100.0㎝

NAKAGAWA Kazumasa

≪Mt. Komagatake≫ c.1973
中川一政 ≪駒ヶ岳≫ 1973年
80.3×100.0㎝
NAKAGAWA Kazumasa
≪Mt. Komagatake≫ c.1973

概要:
文化勲章受章者・中川一政(1893–1991)は、油彩・書・陶芸など幅広い分野で独自の造形世界を切り拓いた芸術家である。本展では、中川が生涯を通じて追求した「生きた線」の力に焦点を当て、絵画・書・素描・装丁原画など約80点を展示する。
中川は、一筆一筆を剣術の一太刀になぞらえ、やり直しのない真剣勝負の精神で線を引いたとされる。その線は迷いなく画面に存在し、作品の骨格と生命感を支えている。パリでの展覧会では、彼の油彩の線に書道や武道の気合を見出した観客もいたと伝わり、洋の東西を超えてその精神性が響いたことがうかがえる。
また、令和8年の干支にちなみ、馬をモチーフとした作品も紹介し、多面的な中川芸術の魅力を展観する内容となっている。

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